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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

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2016  19:39:29

ダウン症のリハビリってどうするの?

ダウン症の出生率や気になる特徴について前回は触れてみました。


ダウン症の発生率と気になる3つの特徴についてはこちら


今回は、実際リハビリではどんなことをするの?と言うことや、気を付けることは?といったさらに踏み込んだ内容について触れていきたいと思います。

リハビリ


気を付けたいこととしてまず、ダウン症で気を付けることは合併症の存在です。
主なものを部位別に紹介します。

合併症について


1.顔面

・泉門の閉鎖が遅れる
・耳の変形(低い位置)
・歯の形成の遅れ
・慢性鼻炎
・中耳炎

泉門ってなんだ?


赤ちゃんの頭の骨を見てみましょう
泉門
引用 http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/funatoka/anatomy/Textbook/anatomy1b6.html

生まれたころの赤ちゃんって、頭にへっこみがあります。

そこが泉門と言われるところです。

泉門と言う穴は、大と小の二つあります。

前側は大泉門
つむじらへんが小泉門

出産のとき、産道を通るときに泉門のスペースを利用して、骨同士を重ね合わせることで狭い所でも通れるように工夫されているのです!


泉門の閉鎖が遅いということは、おでこに近い側の頭の骨が閉じるのが遅いと言うことになります。

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2.筋・靭帯

・不安定な首の骨
・関節の動く範囲が大きい
・腹筋の問題
・指の成長の遅れ


3.視覚・聴覚

・近視
・目の震え
・斜視
・難聴(耳の聞こえが悪い)

4.心臓・循環器

・心室中隔欠損(心臓の壁に穴が開いてしまっている状態)
・ファロー4徴候

5.神経

・小頭症
・筋の低緊張
・精神発達遅滞(運動や知的な発達が遅れること)
・若年性アルツハイマー病

*これらの合併症は必ず起こるわけではなく、個人差があります。


その中でも特に気をつけたいことが、『首の骨が不安定』と言うことです。
これは、環軸関節と言われる首の骨が、人よりも緩いために危険視されています。


環軸関節と脱臼について


環軸関節
引用 http://ji-mo.jp/honma/blog/archives/480


この図のように、頭とのつなぎ目の1番目とその下にある2番目の首の骨を合わせて環軸関節と言います。


この骨が筋、靭帯が緩いことから動いてしまい神経を圧迫してしまうことがあり、これが環軸関節の不安定や亜脱臼と言われる現象です。

一般的に、ダウン症では12~30%程度の確率で合併すると言われています。


環軸関節の亜脱臼


亜脱臼
引用 http://名古屋腰痛整体.com/contents/95


図では少しわかりづらいかもしれませんが、うなずく動作やお辞儀をするような動きが危険とされています。

子供の場合ですと特に危険とされるのが、

『でんぐり返し』です。


前転


この様なこともあるため、整形の受診は必要です!


リハビリではどんなことをするの?


1.運動の発達

まずは一人で歩くことが目標になります!
そのためには、うつぶせで頭を上げたり、座る練習やつかまり立ちなどの歩くための土台作りも大切です!

ここで大切になるのは
・重力に負けない様な姿勢を作ること。
・自分の周りの環境に興味を持つように接する事。
です。

運動に関しても歩けるようになることの目標のほかに、知的な力や言語といった能力とのつながりを意識することが大切です。

2.知的能力の発達

色の名前、形の種類、数字の練習といったイメージを作る練習や、パズルのような組み立てで空間認識能力の練習もします。
段々に大きさの違いや長さの違いといった比較する練習もあります。

このほかにも、自分の好きな絵を描くことだけでなく、塗り絵のように課題に合わせていく練習など、色々な練習があります。


3.食事、コミュニケーションの発達

舌の緊張が低いので、口から舌が出ている状態のことが多く、口を閉じることが難しいです。
口を閉じることが難しいと、どんなことが問題になるかと言うと・・・

発音や食事の問題です。

食事では、口を閉じることや飲み込みの練習、食材の検討も行います。
コミュニケーションでも発音や、それに代わるコミュニケーション手段のリハビリが行われます。

また、合併症の項目でもありましたが、中耳炎のような症状の不快さを訴えることもとても大切な練習になります。




これらのリハビリは幼少期に近いリハビリについて書いています。
小学校などの就学後は、体型の変化により偏平足等の問題が出ることがあります。

知的な力や運動発達ばかりでなく、合併症の症状も合わせて、その子に今何が必要なのか検討してリハビリを行っていくことが大切になります。

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