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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

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2017  19:43:00

重症児・者の骨をどう守る?

骨を守る

重症児・者は支えられて座れる力があるか、寝たきりといった状態が多く、自分で動く事がとても難しいのが現状です。

一般的な骨粗鬆症の様に、一度正常域まで達した骨が徐々に脆く(もろく)なるのとは違い、成長の過程で、足に体重を上手くかけられない。といった要素が関係してきます。

骨折しやすい人の特徴


国立病院機構香川小児病院 横井らによると、寝たきりの重症児・者の骨折しやすさについて2つの点を上げています。

1.股関節の開排角度(両大腿骨のなす角)が45°以下。
2.骨折の既往がある。


という2点で、1つ目は聞きなれない言葉かもしれませんが、両方の脚を外に開いた状態の角度の事を言います。

脚を開く必要がある場面って?


脚を開く動作が必要な場面。どんな場面があるでしょうか?

実は、オムツ交換なんですね。

寝たきりの子供や大人だけでなく高齢者も特徴的な脚の向き方をします。

風に吹かれた股関節変形


Wind swept deformityと言われ事もあります。
言葉で説明するよりも見てもらった方が早いですね。

変形

引用 http://www.nasent.net/hint/post_4.html

このように両脚が片方に倒れた状態の事を言います。
この状態が続くと、内側に倒れている方の脚は脱臼しやすい姿勢になりますし、脚が外側に開かずに固まってしまう原因になります。

どう対応する?


一般的には、脚の間にクッションを挟む事で、脚が開いた状態を保つ方法があります。
関節を良い姿勢、ポジションで保つ事を『ポジショニング』と言います。

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骨を育てるには?


1.運動
2.栄養管理
3.必要薬物(ビタミンD、K等)
4.日光浴

重症心身障害療育マニュアル P251 表2-3-10 一部改編 

と言った要素が挙げられています。
成長期に入ると、腕や脚が長く成長する事も加わり、体幹に対しての負担も大きくなります。

小さい頃からの運動がとても大切と言われており、変形や体重増加が始まる前から少しでも体重を掛ける事で、骨の成長を促す事が求められます。

ただし、この考え方も個人差があり全員に当てはまる物ではありません。

その子供が取れる姿勢の範囲の中で、設定していくことも必要です。
また、時間は限られているので、食事や物の理解などの発達にも目を向ける必要があります。

いつ、どのくらいで行っていくのか。

子供自身はもちろん、親を始め医療・教育・福祉等の横のつながりの中で、色々な視点を通じて、優先順位を決めながら行っていく事が求められます。

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