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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

27
2016  20:49:22

運動の不器用な子供のとらえ方と接し方のポイント

こんにちは

今回は、運動が特に苦手な発達障害とされる発達性協調運動障害(DCD)の捉え方と実際、体育の授業や関わる場面等で気を付けたい所について触れていきます。




以前の、ちょっと不器用かも・・・もしかして??の続きと思っていただければと思います。



ちょっと不器用かも・・・もしかして??はこちら





では、診断基準に話を深めていきます。






発達性協調運動障害の診断基準 *1

A.
学習や練習の機会があるにもかかわらず、スプーンや箸やハサミを使ったり、自転車に乗ったり、手で文字を書いたり、物を捕えたり、スポーツに参加する事等の協調運動の技能を獲得、遂行する事が、暦年齢から期待されるレベルよりも著しく劣る。
  
協調運動の困難さは、物を落としたり、物にぶつかったりする不器用さとして、あるいは、遂行した運動技能の緩慢さや不正確さとして現れる。



B.
診断基準Aにおける運動技能の欠如のせいで、暦年齢に相応の日常生活活動、すなわち、日常的に自分の身の回りの世話をする事が深刻かつ持続的に妨げられており、学業または学校生活の成果、就労前後の労働活動、遊びや余暇活動にも深刻な悪影響を与えている。


C. 
発症は、早期発達段階である。


D.
  運動技能の欠如は、知的障害(知的発達症)や視力障害によってはうまく説明できず、脳性麻痺や、筋ジストロフィーや変性疾患等の運動神経疾患に起因しない。




4項目が挙げられています。











次は、こういった特徴がある子供の体育現場に目を向けてみましょう。







一般小学校では、発達特性に応じた課題がそれぞれ提供されているわけではありません。







例えば、マット運動の前転。





実際に、周りの子のやり方や先生のやり方をみてやってみるといった場合でも、


環境的に騒がしく集中できないボディイメージが育っていない場合や見てから運動へ情報を変換する過程に難がなると、




見ても体をどう動かしていいか分からない。』



といった状況になります。






そして、繰り返しになってしまうのですが、体の使い方がわからないので、運動の課題(縄跳びや跳び箱)が出来ない




このような事が続くと、 やりたくないになっていきます。






となると、体育だけではありませんが、



1 『分からない』

2 『出来ない』

3 『やりたくない』




の3つがループしてしまいます。










ここで、一つ取り組みの時にこちらが、気をつけたい行動を3つ挙げさせてもらいます。








1.丁寧に長々

・分かりやすいように心掛けると言葉は長くなってしまいます。
   
 最初に言われた言葉をとどめておけません。

 ワーキングメモリーの問題や過敏、多動等、様々な要因が重なっているかもしれません。
   



2.オノマトペ(擬音語) 
 
「ほら、この足をぐーんと伸ばす!」

「ここで手はパッ!!」
   

擬音語が多すぎると、誰でもわかりません。
   
どちらの方向に伸ばすのか。それだけでも伝わると動きは変わる事があります。






3.動きながら説明

視覚聴覚、両方同時は2重課題になってしまい、こんがらがります。
 

注意するポイントのところまで見せて、そのあと説明といったように分けてみと良いかもしれません!











なかなか、先生1人で多数の人数をみるのは大変です。



正直すごいと思います。





環境を大きく変えるのはとても難しいです。上のような会話や接し方の工夫は取り入れやすいかなと思います。ちょっとの工夫で、




少し、接しやすくなるかもしれません。


では!
*1宮原資英 七木田敦 澤江幸則(2014) 「発達性運動協調障害」「神経発達障害のすべて」 日本評論社

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