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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

16
2016  20:03:56

見る力に関わる脳の仕組みとは

私たちが今見ているものって、実はいくつもの情報が組み合わさって立体的に色がついて奥行があるように見えているんです。
どんな情報が組み合わさっているか知ることによって、発達障害の子供の視覚の特性などにもふみこっむことが出来ると考えています。

今回は、視覚(見る力)に関わる脳について触れていきます。


視覚の経路


まず覚えておきたいのが、目からの情報がどのようにして脳まで届くかです。

1 1次視覚野ルート

目の奥にある網膜に情報が届くと、『視交叉』と言われる交差点を通過します。
これによって、右の視野の情報は左脳。左の視野は右脳で処理されることになります。

次に『外側膝状体 がいそくしつじょうたい』と呼ばれる中継地点に情報を送ります。

その情報を後頭部にある『1次視覚野』に送ります。

図にするとこんな感じ


視覚経路
引用 http://www.hattori-opt.com/vision/dentatu/dentatu.html



簡略すると

網膜 → 視交叉 → 外側膝状体 → 視覚野

となります。


このほかの目の経路

Ⅱ 中脳上丘(ちゅうのう じょうきゅう)への経路

Ⅲ 中脳上丘 → 偏桃体

と言ったルートがあります。


中脳?


本能的な領域と思ってください。
その分、危険察知などには優れているとイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。

脳の外観
引用 http://www.maehara-dds.com/cure/sports.html



目からの情報だけでも色々な道に分かれるようですね。

役割


Ⅰ 1次視覚野ルート

意識的に物の認識を行う役割があります。
認識には大きく2つに分かれます。

・空間に対しての認識
・物の認識

となります。


Ⅱ 中脳上丘ルート

反射的な行動を起こすときに必要なルートになります。


反射的??
例えば、道を歩いていて交差点から車が飛び出してきました。
その時に、1次視覚野ルートで意識的に処理すると

『横から出てきたのは車だ』
『危ないから、避けないといけない』


これでは、轢かれてしまいます!


反射的に『やばい!!!』といって行動に移すことが必要ですよね


Ⅲ 偏桃体(へんとうたい)ルート

これは、感情に関わるところになります。
見た情報が好きか、嫌いか。といった判断をするところです。


面白いですよね。

物や人を認識するルートと、好きか嫌いかが別のルートで分けられているって。


最初の第一印象が決め手!なんていうのには、この経路が働いている背景があるのかもしれません。

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視覚野の正体


さて、経路の最終地点、視覚野の正体について触れていきます。


まずは図です。

視覚野
引用 http://whatsdesign.arrow.jp/basic08.html   



V1と書かれているのが、1次視覚野になります。
そこから2次、3次と情報を送っていきます。


1次視覚野

ここでは、入ってきた情報の傾きや動き、長さなどの情報を分析します。

2次視覚野

ここでは奥行きの分析がなされます。 
*しかし、本によっては1~5次視覚野で行われているとしているものもあります。

3次視覚野

距離や角度の分析がされます。


4次視覚野

色の分析がされます。最近では、形に対しても特化していると言われているようで、物の認識にとても必要な領域になります。

5次視覚野

物体の動きを分析します。
この領域が障害されると、運動しているものが捉えられない『運動盲』と呼ばれる状態になります。

見え方は、コマ送りのように見えるそうで、滑らかさが欠如しているそうです。




この様に、色々な経路や色々な処理をする領域があるからこそ瞬時に的確な判断することに繋がります。
発達障害のお子さんや視覚障害の方を見るときも、このような視覚のどの部分に難を抱えているか知るヒントが隠されているように思います。

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