子どもの絵の特徴から分かる 発達の目安ととかかわり方 -黎明れいめい期 -
前回は、年中さんくらいの絵の発達の特徴についてのお話でした。 男女で書く絵が違ってくるのもこの時期なそうです。 男の子なら、車や戦隊物 女の子なら、花や家 といった特徴です。 この時期は、遊びとしては『共同遊び』と言われる段階です。 いわゆる『みんなで遊ぶ』という表現が分かり易いですかね? 一緒に、砂場でお城を作ったり一つの目的を共有して遊べる状態です。 このようになると、それぞれのやり方...
子どもの絵の特徴から分かる 発達の目安とかかわり方 -象徴期 頭足人-
象徴期 殴りがきの時期を過ぎ、徐々に手先が器用になってくると象徴期と呼ばれる時期になります。 この象徴期は『命名期と図式期』に分かれます。 命名期 おおよそ2歳半~3歳くらいからの時期になります。 このくらいの年齢になってくると、○を書いたりすることが出来る事が多く、言葉を使って表現しながら○を描いていることが特徴的です。 同じ○にこちらが見えていても、子供は車だったり、花だったり色々な...
子どもの絵の特徴から分かる 発達の目安ととかかわり方 -錯画期-
1歳過ぎてくると、子供が絵を描くことを覚えてきます。 いろんな言葉とか叫び声?を発しながら、小さい手で精一杯書くのを見ると、だれでも微笑んでしまうのではないでしょうか?むしろ、紙以外のところに落書きされないようにヒヤヒヤしているかもしれません。 絵を描くというのは、細かい手の動きも必要になりますし、本人のイメージも必要になります。 見ていると絵を描くというのは意外と簡単そうに見える物です。しかし...