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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

22
2016  20:41:35

どう捉える?出来る、出来ないの差って?

新章突入!!
なかなか、一般的には『ヴィゴツキー』という名前は聞く機会が少ないのではないでしょうか。
いったいどんな人物で、発達に関してどのような事を行ったのか紹介していきたいと思います。


ヴィゴツキー





引用 https://en.wikipedia.org/wiki/File:Lev_vygotsky.jpg


旧ソ連出身です。
他の研究者に比べると、めちゃくちゃ短命で40歳になるか、ならないかの年齢で亡くなりました。
その為、研究期間は10年程度だったそうです。

なのに、ここまで有名に語り継がれる。
天才ですね。


ヴィゴツキーは

『最近接領域』
『内言語』

という考え方を提唱したことで有名です。

最近接領域



Zone of proximal development : ZPD とも言われてます。

3歳くらいになると段々、手伝いや自分の身の回りのことを自分でするようになってきます。
この時に、教えなくても自分で出来る事。教えたり、援助を受ければできる事。の間に差がある事を発見した人です。

力は持っているのに、発揮できないギャップ、ズレがある。
実際の場面だと、子供も「出来そうで出来ない」位の事に出会うと夢中になりますよね。色々試します。

援助する側は例えば、着替えのどこを理解出来れば、自分で着替えが出来るんだろうと考えますよね。
イメージはこんな感じです。



具体例



ハサミを使おうとしている少年がいます。
上手く切ることが出来ません。

正しい持ち方を教えると出来る。
という事は、持ち方を覚えるというところが、ZPDを埋める事になります。


実際には



・注意を向ける
・最初に切り方をまねさせる
といった、具体的に色々な方法が必要になります。

必要な援助で「出来そう』が『出来た」になる可能性に繋げられるようにこちらも日々、意識する事が大切だと感じています。


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