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2016 19:51:29
離乳食の特徴とは?
生まれてすぐの頃は、ミルクや母乳の液体状のものを飲み込むことから始まります。
そこから、初めて食べ始めるのには、おおよそ4~5カ月頃から始まります。
お食い初めもおおよそこの時期くらいのイベントですよね。
今回は、離乳の開始から離乳が終わる卒乳までの発達について触れていきます。


引用 https://192abc.com/10042
徐々に硬さのある形態に変えていきます。
あまり、早く食事の形態を変えてしまうと、味の変化や異物感などで
食べなくなる可能性があるので、注意が必要です。

引用 http://toshigokachan.com/mogumogu1/
少し粒が大きくなってきていますね。
固さも舌でつぶせる硬さであることが大切です。

引用 https://feature.cozre.jp/67460
最初は舌の上に乗せやすように縁の浅いスプーンを使い、そこから徐々に普通のスプーンに近い形の物へと進めます。
また、金属は温度が伝わりやすいなどの理由で嫌がることも考えられます。シリコン製の物を使うといった工夫も必要です。

離乳準備
離乳食開始前から少しずつミルク以外の物も飲むように心がけます。 例えば、果汁やスープ。 これは、ミルク以外の味に少しずつ慣れてもらう為です。 この段階のミルク以外の液体の物を飲むこと自体は離乳開始とは言いません。 まだ、味覚を他の飲み物に広げていく練習の段階です。離乳初期
生後5~6か月頃にあたります。 この時期の目的は、しっかり飲み込むということです。 まだ、歯が生えていない、舌の動きも未熟なので食べ物を口の中で砕くという作業はできません。 なので、飲み込みやすい形状で練習する必要があります。 最初は柔らかくて、粘稠性(ねばり)の高いドロドロした状態の食べ物を使用します。 イメージはヨーグルトです。
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離乳中期
生後7~8カ月の時期にあたります。 この時期になると、初期の頃のどろどろした形状の物は飲み込みやすくなっています。 初期と異なるのは『口を閉じることが出来る』と言うことです。 口を閉じることが出来ると、舌の動きは前後から上下に動かせるようになります。上下に動かす目的は?
舌を上下に動かすことが出来ると、食物を『押しつぶす』動きが強調されてきます。 今までは、飲み込みの練習でしたが、今度は、食べ物を飲み込みやすい形にする作業を覚えることになります。 ここで、初期と中期の食形態の比較をしてみましょう。
離乳後期
生後9~11カ月。 おおよそ誕生日目前をイメージしてください。 このころには少し歯が生えてくるころになります。 噛む力を鍛える時期になります。 中期に比べて食材も大根といった煮て、歯茎でつぶせる位の硬さの食材が使われます。 この様に約半年間でも、食べる量や食べられるものもぐっと増えてきます。食べ方の工夫
食材の味と食べ物の形状を一緒に変えない
味と形状を一緒に変えてしまうと、赤ちゃんは異物感を感じやすくなってしまいます。 まずはどちらかを変えて、『慣れる』ことが大切です。スプーンの種類に気を付けよう

形態にも気を遣う
特に口の中でばらけやすく、ねばりが少なく、食材が硬い。 これらは、むせにもつながりやすくなってしまいます。 例えば、キュウリのみじん切りです。 これは、障害児でもむせやすい食べ物になります。とろみといった工夫が必要になります。 このように、食事もデリケートで難しいので、おおよその食事の形態とその時期に取り組む目的がはっきりすると、食事をつくる方も分かりやすくなるのかな?と思います。スポンサーリンク
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