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2016 19:54:17
感情の起伏が激しい原因とは?
子供は、予測不能な行動をすることが多かったり、なかなか理解してあげられない独特の感性を持っています。
子供の感性に入り込むのはなんで難しいのでしょう。
20年前なら自分も同じように考えていたはずなのに・・・。子どもだけでなく大人同士でもその通りです。
『なんで、あの人はあんなに明るく進めるのだろう?』
『あの人、なんであんな言い方するんだろう?』
人は二人いれば争いが始まると言われるように、全く別の考えを持っています。
目に見えない相手の考えを行動からとらえてみる学問があります。
そう、心理学です。
今回は心理学から見た行動について触れていきます。


物事を考えるときに、好きか嫌いか。やるかやらないか。という両極端な考え方の人に多いそうなんです。
常に0か100の二つの基準しか持っていません。
失敗した瞬間に『もうだめだ。死にたい・・・』といったリアクションになっている方。
大人子供に関係なくいませんか?
失敗によって、自尊心がゼロになってしまいやすいので、次はこうしようというプランでなく、ダメだという感情が先立ってしまい先に進めません。

また、年齢とともに落ち着くといったことも言われています。
その時の精神状態、環境による影響も大きいのかもしれません。

ケース1 あの人、感情の起伏がすごい・・・
たまに、出会うことがありませんか? 楽しく話していたはずなのに、急に機嫌が悪くなってしまうことが多い人。 反対に、不機嫌だったのにいきなりテンション高く機嫌がよくなる人。 『情緒のダム決壊しとるやないか』 これがもし、プライベートや仕事で頻繁に起こるとしたら・・・ 周りの人のメンタルに影響を及ぼしかねません。 なぜ、このような起伏の激しさにつながるのでしょうか?白黒はっきり人間

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境界性パーソナリティー障害
物事や人間関係の判断、考え方が両極端なため、行動に偏りがみられて、それによって人間関係がうまくいかなくなることとされています。特徴
年齢 20代 性別 8割が女性。 (ゆうきゆう 2015)行動
・衝動的行動:アルコールや過食、自傷といった衝動的な行動 ・見捨てられることへの不安:ほんの些細なことでも『嫌われたかも、別れちゃうかも』と、極度の不安を感じてしまう状態。 と言ったことが挙げられます。 普段でも、うまくいかないことがあると『よし!飲みに行って発散しようぜ!』ということもたくさんあるように、誰でもこういった要素はあるように感じます。
どっからが、パーソナリティ―障害なの?
ゆうきゆうによると、病気かどうかは ・「自分や周囲が困っていないか」 ・「社会生活に支障が出ているか」 といったことを基準として受診につなげてほしいと言っています。さいごに
話は子供に戻ります。こういった、感情のコントロールってとても難しいですよね。 自分が見ていると、成功体験がなく自尊心が低いことも関係しているように感じることが多々あります。 自信が無いことから、自分を守るために人を傷つけてしまうところも垣間見えるような気がします。 今でいう『やまあらし症候群』ってやつですね。 やっぱり、子供の頃の成功体験の積み重ねがとても大切になってくるのではないでしょうか。スポンサーリンク