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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

12
2016  20:43:15

自閉症×ヨガ!? トライしたい4つの理由

最近、ヨガと言う言葉を聞くことが多々あります。
皆さんはヨガをやったことがありますか?

私自身もリハビリのメニューに取り入れて実施することも多々あります。

その中でも自閉症にもヨガってありじゃない?と思うことがあるので少し書いていきたいと思います。

自閉とヨガ
(c)The Well Report

そもそもヨガって?


調べてみると、今から2500年以上も前から行われているそうです。歴史の教科書とかに「モヘンジョ・ダロの遺跡」ってありましたよね?

あの遺跡からも、ヨガをしているレリーフがあったことから判明したそうです。

日本に伝わったのは、『空海』がキーワードになっているようです。
もともとヒンドゥー教、仏教などでも行われているように、日本でも真言宗などで利用されていたところが日本では始まりなようです。

宗教的な思想ともつながりが深いヨガですが、今の日本では、ダイエット・健康やプロポーションの維持といった女性的な面や、メンタルヘルスやボディワークといった運動の側面もあり、今では男女問わず行われている状況です。

要するに、心身の健康を保つためにヨガが良いですよ!と言うことですね。




なぜ、自閉症に使おうとしたのか・・・


なぜ使うのか


1.自己鎮静


自閉症の方って、思った以上に周囲の状況や体の変化に敏感です。
そう、『感覚過敏』と言われる状態です。

私たちで言うと、ずっと興奮状態で、まるで殺人犯がずっと自分を狙っている状態で生活しているようなものです。

興奮状態になると呼吸が浅くなるのはご存知でしょうか?
こういった状態の開放に少し役立てるのでは?と考えています。


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2.純粋な運動として


年齢が小さいうちは、時々見られる『つま先立ち』

徐々に、目立たなくなることが多いという話もありますが、中・高校まで持続する子供の場合、筋肉やアキレス腱も硬く、短くなっていることがあります。

また、体の硬さが目立っている場合もあり、触られるストレッチを嫌がる場合もあります。

こういった場合も、ふくらはぎのストレッチ!の要素だけでなく全身的に開放していくような運動の方が、効果がある場合もあります。

先ほど、呼吸の話を出しましたが、呼吸が浅いと全身が緊張しやすくなります。
運動だけでなく、緊張を取ることで呼吸のしやすさにも繋げる事が期待できます。

運動 余暇


3.余暇活動


少しでもポーズが取れるようになったら、日常化することを進めています。
この余暇については、小さい頃よりも大きくなって、卒業後の生活の段階で提案することがあります。

卒業後の生活では、今までの規則的だった学校生活からは遠ざかってしまいます。
日中、または通所から帰ってきた後、どうやって過ごそう?という問題が起きます。

その中で、本人が楽しめる。取り組めるものって何だろう?と考えたときに面白い活動だと思っています。


4.親との共通の活動


なかなか一緒の事を共有することが難しい自閉症。
ヨガのポーズを通じて、自分の動きを真似してもらうことで子供と共有できる活動に繋がることが期待されます。

もう一つ大切なことは、親御さんの健康状態は子供を育てていく上で1番大切なことです。
障害児を取り巻く話題として、親の高齢化が挙げられます。

家族の心身の健康維持としても良い方法だと考えています。




なかなか、一般的なヨガとは方法は難しいことも多いので、工夫して取り組んでいるのが実際です。

少しでも新しい可能性につながるように接していくことが、子供(親)にとっても必要なことだと思っています。

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