18
2016 20:32:42
なめてはいけないストレッチ
ストレッチ。皆さん一度は経験があるのではないでしょうか。
体に良さそうなイメージがありますよね。
まして、年齢を重ねると体がどんどん硬くなってきてけがをしやすくなって。というように、筋肉に柔軟性があるのは、けがの防止や運動のパフォーマンスにも影響します。
今回は、ストレッチによって体の使い方が大きく変わった!というお話です。


はさみ脚
脳性麻痺の方は、足がクロスして『はさみ脚』になってしまう事が多く見られます。 足をクロスした状態で、寝返りが出来ますか? クロスした状態で、上手く座れるでしょうか?テレビが見たいのに、動こうとすると緊張して反り返ってしまって足がクロスしてしまう。 余計に頑張って緊張するので、足は余計にクロスして…。 ほんとにもどかしいです。 まして、年齢を重ねると緊張が持続していますので足がクロスした状態が固定化してしまいます。筋肉も硬くなって動かしづらくなります。 どうやって対応しましょう?引用 http://hb3.seikyou.ne.jp/home/t-matsu2/jap46shuuikinn.html
いきなり足を開かない
まず大切なのは、いきなりストレッチをガンガン始めない事です。 ストレッチをしやすい下地作りから行ってみましょう。 さぁストレッチしましょう!と言って、いきなり足を開こうとすると、『やめろ!』と言わんばかりに更に足を閉じようとする事ってありませんか? まずは、背中や腰回りのストレッチから行ってみましょう。 よくある、膝を立てた状態で、左右に倒すように腰をねじる動きをやってみましょう。 そのあとに、足を開いてみてください。 いきなり開いた時よりも少し楽に開けますか? もし、開けたなら緊張の原因部分は少なからず足の内側ではなく、背中等の体に近い方の筋肉と言う事になりますね。スポンサーリンク
呼吸が苦しい
息を吐くのが、呼吸機能の面で難しいと、腹筋をフルに使って吐こうとします。 腹筋が働きすぎると、足の緊張に繋がり易い場合があります。 少し体を起こす等、呼吸がしやすい状態を作ってから、ストレッチする事が必要かもしれません。ストレッチのテクニック
長―く伸ばす 回数を重視する事もありますが、まずは、1分から2分。ずっと伸ばしてみましょう。 意外と、その方が伸びやすい事もあります。 力を入れた後に伸ばす 力をぐっと入れた後の方が、神経が一次的に休むので筋肉が伸びやすくなります。 自分が力を入れられる場合、最初に力を入れるのも有りですよ。 昔から、ホールドリラックスと言われ使われている方法です。ストレッチ後
実際に、寝返り等をやってみると、本人が動かしやすい!といった感想を得る事があります。 本人が、楽だと感じれるとより取り組みやすくなりますよね。 その方は寝返りに1分近くかかっていましたが、その時は、まさかの25秒!! ありきたりな技と思わず、試す価値がありそうです。スポンサーリンク
- こちらも読まれています