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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

25
2016  19:47:48

支援学校で求められる事って?

久々の支援学校の話題です。

学校に理学療法士としての関わらせていただいて、学校の先生方には体の専門家として認識されていると感じています。

こういった外部専門家の事業は2008年から施行され始めているようです。
24年度には理学・作業・言語療法士協会から国へ教育現場への外部専門家の派遣についての提言がされ、
どんどん活発な活動になってきていると感じています。


ちなみに、東京都特別支援教育推進計画第3次実施計画では    w(゚o゚)w(なげぇぇぇぇぇ)

平成28年度には都内すべての支援学校に外部専門家が導入される見通しなそうです。

このように医療と教育現場の横のつながりがはっきりしてきているように感じます。
そして、はっきりしてきているからこそ、外部専門家の役割は何かを考え直す必要があるんじゃないかと考えています。



支援学校




1.心身状況の理解と対応



今まで行われてきた、姿勢や歩く事、呼吸の事など体に関する事の説明や対応方法です。
その時の対応も、先生への介助の仕方等の「ソフト面」の関わりももちろん必要です。


が、環境面への考慮、配慮も忘れてはいけません。


自立活動という時間の中で、運動や姿勢の取り組みをされる事が多いようですが、マンツーマンでの関わりが難しい状況も多々あります。


例えば、痰が出しやすいような、うつ伏せの取り方を知っていれば、環境を準備してとらせてあげる状況は作り易くなります。


出来ない状況から取り組める状況へ底上げ出来れば0から1です。

もう一つは、環境が作れると新年度で先生が変わった時も一貫した方法がとり易くなります。
介助の仕方は、どうしても感覚的なのでやり方が変わってきやすくなります。
外部専門家を始めた当初は、新年度への引き継ぎが結構難しく、対象児それぞれに1年のまとめや指導内容を作成して対応した時もありました。

大変だったけど良い思い出。   ヽ( ´_`)丿


継続的な支援には一定の環境を作る事が必要だと考えています。



2.今の活動の裏付けが欲しい



活動の裏付け



先生方は、色々な活動場面を作り個別性の高い授業を工夫しています。
やはり、子供ですと意思疎通が難しく、ニーズをくみ取るのが難しく、見方も人それぞれです。


周りからは「そのやり方どうなの?」「なんでそれをやっているの?」「意味あるの?」


なんて言われたりすると、今やっている活動はほんとに意味があるのかな?と不安に押しつぶされてしまいます。
こんな時に、活動内容を専門家に評価されただけでも意味合いが違ってくるようです。

他の専門家の方々は40~50代で、自分ひとり20代なので、一概には言えませんけども。笑
どんな気持ちで話聞いてくれてるんでしょ?笑


生徒からは「チャラい」と思われてるとかなんとか・・・   (*ノ∪`*)
話が逸れましたが、意外と外部専門家の発言力は大きいのかもしれません。

先生方の取り組みに対して、根拠がある内容を示していくことで、次に繋がる方向性の材料提供できる事が求められます。

先生方のメンタルヘルスにも影響してくるんですかね?

話が飛躍してしまいました。




3.私たちに言えない事を代弁して欲しい



これは、生徒さんに対してです。
常日頃の生活で先生が言っても生徒さんが聞き流してる場合ですね 笑


実際、意外と多いんです。


ただ、卒業が近づいてきて意識し始めるんですが、卒業までの日数的に足りなかったりしてバタバタとしてしまいます。

例えば、卒業後にリフト導入を周りが検討し始めている。

けど、「今までやってないからいいじゃん。」

なんて、イメージングを図りづらい子に対して、卒業後の生活をイメージしてもらうために現実的な部分を話して欲しい、なんて依頼があったりします。


意外と、教科書等に書かれていない部分の話になりました。
ちょっと長くなってしまいましたが、このように依頼は単純に心身の相談だけでないということも結構あります。
そういったことにも対応できるように受け入れてもらえるような会話の幅、工夫にも気を付けて行きたいと書いてて思いました。

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