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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

27
2016  19:01:46

被害感情につながる?体育の怖さ

学校生活は、勉強をして新しいことを学ぶ場であると同時に、色々な年齢の人たちが入り混じっている環境でもあります。言ってしまえば、人間関係を作る場でもあるわけです。

子供の心理的な発達を見ても、小学校に入るまでは友達と遊ぶことはあっても砂場遊びやままごとのような少しルールがある程度でした。

小学校に入ると、そうはいきません。日直や、班といったそれぞれの活動で役割が求められるようになります。

この様な変化で、発達特性がある子供は暗黙の了解のような『裏ルール』を肌で感じることが難しいので、どうしても場面場面で浮いてしまうんです。

特に、子供たちが集中して熱を帯びるのは『体育』です。
ここについて今回は触れていきます。


体育
meridican


勝ちたい欲が出てくる


小学校低学年から少しずつ勝ち負けを通じて、自分の力を伸ばすためには練習が必要なこと。
団体で勝つことの大切さ等を知ります。

勝つためにはどうするのか。段々と勝ちたい欲が出てきます。
ある意味、本能的な欲求なので感情が出やすくなるんです。
ともなると、体育では感情が出やすいので、お互いがぶつかりやすくなる傾向にあります。

役割が出てくる


体育の授業では、高学年に上がるにつれて球技のように団体で勝つことを求められます。
と言うことは、勝つために確実な方法は何か?と子供は自然と考えます。

そうなると、自然にパスがうまい人。シュートがうまい人。ドリブルがうまい人と言った役割が出てきます。

運動が少し苦手な子供がいると、勝つためにはパスが回ってこないということが起きます。


俺、いじめられてるんだ…

このように勝ちたい欲や役割を求められるような要素が絡み合うと、

・パスがもらえることが少ない
・きつい言葉をかけられる
・失敗に対しての白い目

のような状況が生まれてしまいます。

それに対して、子供は『俺…いじめられているんだ』と感じてしまいがちです。

この様なことに対してどのような対応が必要なのでしょうか。

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説明はあと!


まずは、理屈から入って説明しようとしても無理です。
むしろ、そこから入ってしまうと、『俺の事、わかってくれないんだ』と感じてしまいその後の会話も閉ざされてしまうことが考えられます。

まずは、嫌な気持ちだったという言葉を『嫌だったんだね。』と肯定することが必要です。

まずは肯定
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原因の説明


ここでやっと、そうなってしまった理由の説明です。

他の友達も、いじめたくて言ったわけではなく、勝ちたい気持ちからきついことを言ってしまった。といった説明をします。
次にパスがもらえるようになるにはどうするか。を子供と考えることが必要になりますね。

慰めで終わっては、次には走れません。


解決の時に考えたい事


・パスの練習をする?
・シュートを練習する?
・ドリブルを練習する?

と言った練習の前に考えたいことがあります。

ここが分岐点です。
苦手な部分の練習もとても大事ですが、本人のうまい所や望んでいる事は何なのか?
がないと、生かしどころ=自尊心を高めるところに繋がりません。




この解決手段は、学校側と親とクラブなどの連絡が密にされていないと難しい所ですし、なかなか、繋がりがないのも実際です。

私としては、発達特性の子を集めて、集団で出来るようなルールに改編してプレイするのでも、子供の苦手なことに対しての向き合い方って変化できるんじゃないの?と思っています。


こういう活動してみたい方。是非、声かけてください!!

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