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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

21
2016  19:59:38

発達障害児の難敵!算数でコンパスを使い方のコツ

コンパス苦手



算数の授業で、取り入れられる文具って結構多いんですよね。


例えば、定規でもまっすぐな物もあれば、三角定規もあります。
あとは、角度を図る分度器。そして、コンパス。

ざっと見ただけでも色んなものがありますね。

そのなかで今回は、コンパスについて触れてみます。


いつから使う?


おおよそ、小学校3年生くらいから授業で取りれられる事が増えてきます。
学校によっては、授業の合間に、一度体験するような形をとっているところもあるようです。

一度体験した状態で、次はこういうものを使ってみるよ。と提示するやり方ってとても優しいですよね。

見通しが持てる事もありますが、その物自体に興味を持ってもらいやすいですもんね。
好奇心からやる気に繋がる工夫の1つではないでしょうか。


さて、本題です。
どこが難しいのでしょう?


回す事


まず、思いつくのが回し方ですよね。
子供の回し方を見ると、コンパスを回すのではなく自分が回ってしまっている事があります。
手先の動きでは無く、肩を動かしてコンパスを使おうとするのでどうしても体の動きが目立ってしまいます。

ここで大切になるのが


・コンパスを少し傾けて、角度をつける事
・指先の持ち方



コンパスを書く時って、直立のままでは実は書けないんですね。

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持ち方

持ち方
Đăng Duy


がっちりと握り込む様な持ち方の子供がいますが、おおよそ親指、人差し指、中指の3本指で持つような形か人差し指と親指で挟む形が がオーソドックスですね。

軽く持つことが大切です。

角度の付け方

ここでは、コンパスの最後の半円を切り返す時にどうしてもコンパスがずれてしまう場面ってありますよね。

この場合、

・角度をつけすぎているか(寝せすぎているか)
・刺す力が強すぎる可能性があります。

練習として、やってみたいのが鉛筆の先を付けた状態で、一回転してみると言う練習です。

正直、一点で回すので、コンパスよりも難しい。

角度をつけすぎるたり、刺す力が強いと、ペン先があっという間にずれます。
力の入れ方や角度の付け方の練習にもなります。


こんな練習で、点がずれないような微妙?絶妙な力の入れ方を覚えてみてはいかがでしょうか。



足を持ってはダメ

注意点ですが、どうしても安定させたいので、足の方を持ってしまって円がブレブレになってしまう事があります。
よくありがちですが、成功率は低いので注意したい動きになります。


コンパス自体を工夫する


いわゆる『つまむ』事が苦手な子供の場合、授業で円を書くには、手で握った状態で書く事が必要になります。

くるんパス
引用http://www.sonic-s.co.jp/products/detail_3607674.html



握った状態でもかける!画期的ですね。

コンパスは難しいのですが、授業の進むスピードも速いので、出来た頃にはコンパスはお払い箱。なんて事もありますよね。

また、コンパスを使う事に集中すると、算数の問題の理解へ頭が回らなくなります。


その結果、算数つまらない。




こんな風にならないようにちょっとの工夫で、子供を支えるのはいかがでしょうか。

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