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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

05
2016  20:59:16

遊べない!?現代の子供の悩みとは

道の扉


60%、47%。この2つの数字は何を意味しているでしょう?

子供にとって、遊びは脳を育てる上でもとても重要と言われています。
では、今と昔で遊び方って変化があるのでしょうか?

予想が付くと思いますが、現代の子供と昔の子供たちでは遊び方もガラッと変わったと聞く事が多いのが実際です。

昔ですと、砂遊びや鬼ごっこ、ケン玉等など。
今の遊びは何でしょう?テレビやゲーム、そしてスマホでしょうか。

遊び方の変化はなぜ起きたのか、考えていきたいと思います。

60%・47%


先ほど出てきたこの数字。

岡山大学社会教育研究室で「子どものメディア体験と遊び」に関する調査を実施して、岡山市内の11小学校の4~6年生(合計2262人)へのアンケートにより子どもたちが放課後や休日にどのような生活を送っているかということ、テレビやゲームとどの程度接触しているかなどについて調査結果から出されたものを紹介します。


実は、男の子の60%が放課後にしていた遊びとしてゲームが挙げられていました。
そして、47%はテレビ。と言う結果でした。

女の子の方は、53%でゲーム。44%でテレビと言う結果でした。

参考 「子どもの遊びの復権-「体験」乏しい子どもたち-」 田中治彦

この結果をみると、半数以上が家の中で過ごす事が多い事が見てとれます。
どうして、家の中で過ごす事が多いのでしょうか?

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友達との関わり


驚くべきことに、「友だちと遊ばなかった」と答えた子どもは女子で全体の54%、男子で45%である。半数の子どもたちが放課後友だちと遊んでいないという結果が出てきました。

遊んだ人数をたずねると、「自分一人」が52%、「2~4人」が36%、「5人以上」はわずか12%


参考 「子どもの遊びの復権-「体験」乏しい子どもたち-」 田中治彦

このように、友達と遊ぶ事が無い為、家の中で過ごす事が増えている事が関係しているかもしれません。

遊び場の減少


友達
R. Mitra

また、田舎は違いますが、都会では自然と接する機会もだいぶ少ないのではないでしょうか。

学歴社会


学歴社会


現在の社会は大卒が主ですよね。
学歴が求められると言う事は、言うまでもないです。

良い学校に入り、良い成績で卒業し、良い企業や仕事に就く。
スタンダードな考え方ですよね。

そうなれば塾や習い事をする。と言う事は、どうしても選択肢として出てきます。
遊ぶ時間は減ると言う事に直結してきますね。


さいごに


紹介した3つの『仲間・空間・時間』。

それぞれ間がついていますので、『三間』と呼ばれ、この三間の減少を問題視している声があります。

時代に合わせた変化の中で大切にしたいものは何なのか。

子供のころにしか育てられない力ってあると思います。その力が何なのか子供に関わるうちはずっと考えていかなければと思います。

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