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2016 20:19:52
生活力を育てる! SSTとは

SST
生活技能と言われるソーシャルスキル。 社会の中で生きていく上での力の事を言います。 社会の中って言われると漠然としてしまいますよね。 大きな割合を占めるものとして『対人関係』があります。 色々な人がいて、1つの方法で対応できないのは当たり前ですが、人間関係の基本となる土台を作る事はとても大切です。 こういった社会で生活していく力をつけていくものがSSTと言われるものになります。人間関係の基礎
・集団参加 ・友人との関係 ・感情コントロール ・身辺整理 ・自己表現 等があります。指導方法
・教示 ・モデリング ・リハーサル ・フィードバック ・般化、定着化 が基本的な方法として有ります。教示

モデリング
実際の方法をやって見せる事です。 また、見本となる行動をしている友達を見習うように促す事もモデリングに含まれます。リハーサル
実際に問題となる場面を作り、子供にやってもらう事を言います。 相手の立場を考える方法にも使えそうです。 例えば、授業中に手を上げずに自分の考えを話し続けてしまう子供に対して、先生役になってもらい、周りの人は生徒役。 好き勝手に話した時、相手はどういう風に困るかといった体験をしてもらい、手を上げて発言することの意味を知ってもらう。 と言った使い方もよさそうです。スポンサーリンク
フィードバック
実際の行動に対しての対応です。 褒める事、直す所、色々とあると思います。 怒鳴る、叱る方法で行動を直そうとすると、失敗に敏感な子供はパニックや自尊心を無くしてしまいます。 具体的に褒める事、直すところも具体的に伝えてあげる事が必要ですね。般化・定着化
今までの行動を実際の生活場面に取り入れて行っていく事です。 限られた環境でしか行わないのではもったいないですよね。 こういった考え方は、色々な言われ方をしています。 例えば、トランスファーパッケージ。 脳性まひの子供や大人のリハビリで歩く練習をしたけど、実生活では車椅子。 ギャップがありますよね。 生活の中で、少しでも歩く場面を設ける事です。さいごに

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