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2016 19:12:33
塗り絵は頭に良い?

頭を活性化?
塗り絵そのものはある意味、お楽しみ的な活動で、その効果といった物は深く検証されなかったように感じます。 塗り絵の効果として、古賀氏によると脳の広い範囲で活性化がある事、創造等に関わる前頭前野も活性化するとされています。 自分としては、塗り絵は枠から出ないように塗る。と言った意味合いから自分自身を環境に適応させていく(調節)練習として捉えていましたが、どうやら違う意味もあるのかもしれません。塗り絵の発達
『端の方、上手く塗れてない!』 小さい頃から親しみのある塗り絵ですが、子供は上手く塗れない事も多々あります。 年齢別に塗り絵の特徴についてみてきます。2歳前半
塗り残し・塗りすぎどちらも多く、枠の中を塗る意識が無く、点を書いてみたり殴り書きが多く見られる。2歳後半
塗り残しは多いが、塗りすぎは減少。塗り方は、枠を少しずつ意識出来ているが、丸を書く事、ぎざぎざに線を書く事が目立つ。スポンサーリンク
3歳
塗り残しが減り、塗りすぎが増加。枠の中を塗りつぶす事を意識して塗りつぶす事に意識が向いている段階。4歳
塗り残し、塗りすぎともに減少して枠の中を塗りつぶす以外に『きれいに塗る』事が意識化され始める段階。 引用 尾崎・竹井 2007 ちなみに、色に関しては4歳以前ではあまり意識されておらず、『塗る』事へ集中している傾向が目立ち、4歳以降では塗る物に合わせた配色にも意識が向く傾向になる事が多いとされています。 皆さんのお子さんはいかがでしょうか?大人の塗り絵
さて、最初にも出てきた『大人の塗り絵』。 どんなものか見てみましょう。とんでもない細やかさです!引用 http://mokumokun.com/blog/coloriage/%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%A1%97%E3%82%8A%E7%B5%B5%EF%BD%9C%E9%A6%AC%EF%BC%88%E7%84%A1%E6%96%99%E5%8D%B0%E5%88%B7%EF%BC%89
さいごに
塗り絵そのものをしていて、頭が活性化する場合とそうでない場合があると言っている人もいるようです。 それは、塗り絵の難易度が低いと活性化せず、色のぼかしや濃淡といった強弱をつけるような工夫によって活性化するとされています。 子供が塗り絵をする時は、色や配色なども意識させる事が脳を活性化するのに大切かもしれません。スポンサーリンク