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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

15
2017  20:19:42

高学年の不器用について

高学年の不器用


高学年と言えば、小学5年6年を指しますね。

この年頃にもなると、授業の内容、体育の内容も難しいものになってきます。

この年代の子供を見ていて、考えさせられる事があります。


土台の大切さ


土台と言うと、家等の建物を思い浮かべる事が多いのではないでしょうか。

土台がきちんとしていないと、液状化現象や建物が傾いてしまうような事に陥ってしまいますよね。
人でも同じように、自分の体験や経験という土台を通じてどうすれば対応出来るのか考えや行動を新しく作っていく事が必要になります。

体験・経験が土台としたら、新しく試行錯誤するのは建物の様な関係だと思います。


体の土台とは?


体を中心に考えていくと、赤ちゃんのように小さい頃は自分の体を色々動かして自分の体の動き方を覚えていきます。
言ってしまえば、これが土台な訳です。


どう腕を動かせば、飲み物が取れるのか。
どう動かせば、高いものが取れるのか。


腕の動きと言ってもこれには、肩・肘・手首・指先それぞれがバランスを取って動く事が大切になってきます。

または、立って歩くにしても股関節・膝・足首をどう使えば立って歩けるのか。
というように体同士の『協調性』という力が必要な訳です。
土台=協調性かもしれません。


不器用な子供をちょっと実験


体の動かし方についてちょっと実験です。
目を閉じた状態で、人差し指同士を胸の前で合わせる事が出来ますか?


指が少しずれてしまいません?

これなんです。
頭と体でギャップがある。


こうすればうまくいくはずなのに、体が上手く動かせない。
これが、不器用で困っている子供の心境だと思います。

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土台が大きいと?


この体の使い方の土台が大きければ(色々な使い方が出来れば)、新しいスポーツにも適応するのが早くなる事が想像出来るかと思います。

不器用で、土台が小さいと覚えるまでのスピードがかかってしまい、その間に成功体験が出来ず諦めてしまう。

俺はだめだ。と自尊心が傷つけられてしまう事に繋がり易くなってしまいます。


苦手種目の練習だけでいいの?


高学年になると、その競技だけを練習して覚える事って段々に難しくなってきます。
おそらく、低学年から中学年の頃からたくさんのスポーツを行う事で、体の使い方を覚える事が大切になってくるのではないかと思います。

また、感覚的な問題から運動が上手く行えない事も十分に考えられます。
経験させる環境と、経験しやすくする体づくり。これを行う必要性をとても感じます。


日頃から、このような色々な体験を出来る環境があると、良いのに…と思ってしまいます。

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