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2017 19:39:17
赤ちゃん運動 × 発達障がいのリハビリ

赤ちゃん運動『DNS』とは
人間の神経系は姿勢や動作、歩行などの機能的動作をコントロールしています。この“モーターコントロール(運動制御)”は人生の最初の1年、赤ちゃんが生まれてから立ち上がるまで、に多くの部分が確立されます。 そのため、運動系の機能不全とそれに関連する症状を評価し修復するためには、モーターコントロールの神経発達の側面を理解することが重要になります。 リハビリテーションの世界に大きな影響を与えたボイタ、ルウィット、ヤンダ、ヴェレの各博士によって、神経発達とリハビリテーションの考え方は20世紀に革新的な進歩を遂げました。それを基にパベル・コラー博士は運動機能の修復と機能的動作の基本となる理論を体系化し、この新しい理論をDNS(Dynamic Neuromuscular Stabilization:動的神経筋安定化)と名付けました。 腹腔内圧の調節による矢上面の安定性と四肢機能の分化による同側と対側運動パターンを基本とするDNS理論は、人間の機能的動作を評価、修復、向上させる ための基礎理論となります 引用 http://www.sass-sd.com/seminar/何回読んでも難解です。
ざっくり言うと
1 発達を基にしている
まずは、赤ちゃんの動きの発達を基に運動を行っていきます。 例えば、『寝返り』や『四つ這い』など等…2 呼吸×運動
そして、呼吸によって体(体幹)を安定させた状態での運動を行います。 意外と、呼吸と運動って上手く合わせて運動出来ている人って少ないです。発達障がいの子は?
姿勢が悪いやふらふらしやすいと言った事が良く聞かれます。 体の緊張が低い事、筋力的に上手く働けずに体幹が弱い事等が考えられます。 そして呼吸を見てみると… 『浅い』 事が多かったりします。スポンサーリンク
体幹が上手く働くと
例えば、縄跳びの時に体や頭がぐらぐら動いていては跳ぶ事、縄を回す事ってとても難しいですよね。 体が(体幹が)安定すると、手足を動かしやすくなりますよね。 ただ縄跳びを練習するよりも、跳びやすい状況を作ってから練習した方が上達が早いと思いませんか? こんな考えで子供たちには接するようにしています。さいごに
この赤ちゃん体操なる『DNS』を受講した人って、主催者に聞いたら3年位前には、東北では自分を入れて2人しかいなかったそうです。 今、どのくらい広まったか分からないですが。。。 なかなか、理論的にも難しく、まして子供に応用するのはハードルが高いですが、少しずつ良い方法を見つけながら進化出来ればと思います。笑スポンサーリンク