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2017 20:30:56
重症児にはうつ伏せが必要

呼吸の為にとても重要!
痰の存在
呼吸で問題になりやすい事の一つに 『痰 たん』 があります。 痰が溜まってしまうと、肺炎等のとても危険な状態になってしまいます。 痰も水分です。 あおむけで寝ていると、痰は背中の方に溜まってしまいます。 うつ伏せが取れると、痰が背中から移動して気道の方に流れやすくなります。呼吸の筋肉が働きやすい
『横隔膜 おうかくまく』という筋肉を知っていますか? 焼き肉だと 『はらみ』 ですね。 この筋肉。寝た状態では、重力がかかって内臓が肺や横隔膜を圧迫するわけですね。 そうなると、横隔膜は働きにくい!! 呼吸がしにくい!! となる訳です。引用 http://www.self-conditioning.com/thoracic_diaphragm.html
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舌が気道を塞ぐ原因に!
いびきがイメージしやすいと思います。
寝ている時は全身の力が抜けています。
あおむけで寝ると舌が気道方向に落ちてしまいやすくなります。
つまり、舌のせいで息が出来ない!
横向きやうつ伏せでは舌は気道には落ちません。
呼吸が苦しいと…
夜、鼻詰まりがひどいと朝起きても
『頭が痛い…』
『全然寝た気がしない…』
と言ったような症状を感じる事ありませんか?
呼吸が大変な子供は毎日、その状態なんです。
うつ伏せで、呼吸が楽になるとすぐに寝てしまう子どももいます。
そのくらい疲れてしまっているんですね。
さいごに
うつ伏せになるための道具を
『腹臥位装置 ふくがいそうち』
といいます。
僕もうつ伏せだけでなく、あおむけ等の装置をウレタンやブロックを使ってよく作りますが、なんせスピードが遅い!!!
業者さまさまですね。
PTが自分しかいない職場なので、もう少し作るの頑張りたいと思います。
無理なら業者に頼みます。笑
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