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2017 20:44:28
放課後デイ×リハビリ パートⅡ

リハビリとデイサービス?
今年から、児童発達支援管理責任者と呼ばれる資格の内容に変更がありました。 ざっくり言うと、今までは、直接業務という括りでしたが、リハビリ職の内容が経験加算に入る事が決まりました。 おそらく、放課後デイサービスの提供場所は、ここ5年で何倍にも増加するほど参入者が増えてきた事が一つの要因だと思います。 当初の目的は、レスパイトケア。だったと思っています。 親の育児負担の軽減を図る事。 場所が増えてくると、預けられる場所としてのニーズは満たされてくる事になります。ではその先は?
もちろん、地域による差はあります。デイサービスが無い所。田舎に行けばいくほど差は多きなります。 今回はその点は抜きにして、預かる事のニーズが満たされた時に何を提供する事が大切になるか。という事が、今回のリハビリの内容が経験加算に正式に組み込まれた事を反映しているのではないでしょうか。スポンサーリンク
話は戻って…
前回、デイでの講師をした時の反省もあって、子供同士をペアにして活動をする事をメインに行いました。そして、内容は紹介程度にとどめる事にしました。なぜか?
一つは、こちら側から全て指導という形では、いくら手があっても足りない。 結局、質が落ちちゃうわけです。 もうひとつは、自発性の促しです。 これがすごい大切。 小学生の発達として大切なのが、学ぶ姿勢を作っていくという事です。 難しく言うと『勤勉性』 これには、嫌だけど我慢して話を聞くと言う事も一つあると思いますが、好奇心を育てていくことで、自ら学ぶという過程を作ると言う事です。 教育現場では、アクティブラーニングとして行われていますね。 こちらが全て教えると言う形では、子供は受け身での学習になってしまいます。 ペアを組んで、失敗することで上手くなる為には?という疑問が生まれます。 そして、聞くと言う態勢まで持ち込む事がとても大切。 あえてペアで活動な訳ですよ。そして、紹介程度にすることで選択肢が生まれます。 こうする事によって、『やる・やらない』の選択ではなく、『これならやれる』という選択に置き換えてしまう事です。職員へのメリットとは?
全てに介助をする事は、一人の子供にしか目が届かなくなる事に繋がります。 全体の把握が難しい。 そうなると、色々な障害の特性に合わせての療育という事が難しくなるという悪循環になる事が考えられます。 日常的な関わりが薄いので放課後デイの大変さは予想でしか出来ないですが、このような活動があると、介助量の軽減に繋がるのでは?なんて思ってしまいます。 では。スポンサーリンク