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2017 19:49:13
児童発達支援管理責任者の資格…

どんな資格なの?
放課後等デイサービスや児童発達支援事業で利用者の個別支援計画を作成してこの計画に基づいた支援が行われるよう管理して療養を主導する役割を持つ人のことを言います。 ようするに、その子や親の状況を把握したうえで、ニーズや年齢や発達の特性、これから必要なスキルを抽出して子供に合った支援内容を作る舵取りのような仕事、資格なわけです。 この資格を持った人が、いないデイサービスはほぼいません。むしろ、いないと営業上の不都合しか生まれません。 俗に『自発管 じはつかん』と言われています。どんな人がなれるの?
おおまかにですが、資格や仕事内容によって求められる年数が異なります。 1 相談支援業務 5年以上 2 直接支援業務 10年以上 3 有資格者など 3~5年以上 となっています。経験として認められる職場
相談支援
○ 障害児相談支援事業、身体(知的)障害者相談支援事業、地域生活支援事業 ○ 児童相談所、身体(知的)障害者更生相談所、発達障害者支援センター、福祉事務所、保健所、市町村役場 ○ 障害児入所施設、障害者支援施設、老人福祉施設、精神保健福祉センター、救護施設及び更生施設、介護老人保健施設、地域包括支援センター直接支援
○ 障害児入所施設、障害者支援施設、老人福祉施設、介護老人保健施設、医療法に規定する療養病床 ○ 障害児通所支援事業、障害福祉サービス事業、老人居宅介護等事業 ○ 保険医療機関、保険薬局、訪問看護事業所 *そのほかにもありますので、要綱を確認してくださいね。認められる国家資格の種類
医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士 介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士(管理栄養士を含む)、精神保健福祉士 となっています。スポンサーリンク
全体を把握する力
舵取りの仕事であるので、子供の発達状況を把握する能力はもちろん、家族間のこじれ等の把握も必要です。 そのほかにも、学校や友達との関係性での問題や環境的に不利(ハンディキャップ)な状況、福祉制度の利用状況などの全体的な背景も捉えつつ、今必要な支援を抜き出す力が求められます。知的検査だけでは測れない。
支援をするときに、知的水準。いわゆるIQのほかに、処理能力やワーキングメモリーと言った力の把握が必要になります。 ここを知らないと、その子の特性の強みを生かした介入にはなりません。 そう。ここまでは、少なからず根拠となりますが、現実ではそうはいきません。なぜ?
実際のIQのテスト押している環境と、普段過ごしている環境は異なります。 子供だけではなく、人は環境に応じて考えや行動を変えていきます。 もし、その子供が集団でうまくいかずに、持っているIQを発揮できない現実があったら? ここをとらえるのが支援の評価の質の部分になります。 特に、発達特性を抱えている子供では、環境面の調整がめちゃ大事になります。 どんな調整が必要なのかは、感覚的な面からきている問題かもしれませんし、そのほかの理由が関係しているかもしれません。 ここを把握しなければ、支援のプログラムも組めなくなってしまいます。さいごに
IQ検査の他に、一緒に環境面なども踏まえた情報収集や感覚面の把握セットを行い、子供の置かれている状況へ支援していく評価体制が必要ではないでしょうか。 これには、医療機関の協力なしではできないので、横の繋がりを強くしていくことが必要になりますね。スポンサーリンク
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