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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

26
2017  19:49:43

子供の感情に向き合うのが怖い?affect phobiaとは?

感情 怖い


皆さんは、自分の感情と上手く向き合えているでしょうか?
こう言われても、分からないというのが実際ではないでしょうか。

例えば、悲しい時に、悲しいと思えるか。
それとも、泣きたい時に泣けるかと言った方が分かりやすいかもしれません。

そう言われると、実は感情を抑えつけながら生きているなぁと感じた人には面白い記事かもしれません。

Affect phobia


なかなか聞き慣れない言葉ですよね。

Phobiaはいわゆる恐怖。
この場合は、感情に対する恐怖感といった意味合いになる言葉です。

つまり、感情に対して向き合うことが難しい状態ですね。

子供の感情へ向き合う


生まれてきてすぐの頃、赤ちゃんは一人では生きていくことが出来ません。
その為、泣くことでおなかが減ったことや不快な状態を教えようと必死に泣きます。

このような泣くという行為に対して、母性や感情的な受け入れがうまく行えていると、早く不快感を取り除いて満たされる状態にしてあげようと、子供に応える行動をとります。


子供にとっても自分を満たしてくれる存在は、信頼がおける存在となり、愛着行動として信頼関係が育ってきます。

行動は同じでも求める結果に違いが

子供の泣くといった感情に向き合うことが難しいと泣く行為に耐えられないことになります。
同じように泣く原因に対して行動起こしたとしても、それは、泣くことに耐えられない状況を打破するためなので、自分を守るための行動とも捉える事が出来るかもしれません。

子供に向き合う前に自分自身の危機的な状況を改善することで精一杯な状態です。

距離が生まれる

このように最初は、泣くといった行為だったことが言葉や運動を覚え始めると関わり方が多様に変化します。

そのため、子供が怒った時に何をされるか分からないと恐怖心を常に持つ状態になることが考えられます。

この様な状況になると、怒らせないために常にご褒美を上げるような行動をとるかも知れません。

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行動の基盤への影響


さて、2~3歳になると、家族の手伝いをしようとしたりし始める年齢になってきます。
自分のことが少しずつでき始める時期でもあります。

この時期は、まさに『しつけ』の時期なわけですね。


この時期に、先ほどのようにご褒美だけでやり過ごす形だけでは、我慢が出来ない、周りの環境に合わせることが難しいといった子供になってしまうかもしれません。

自分の感覚と向き合う練習


まずは、自分の感覚と向き合う練習が必要になってきます。

今の自分の状態を受け入れることがないと、いつも頭で考えて体からの情報を抑えつけた状態になりやすいことに繋がります。

マインドフルネスの活用


少し前に話題になった『マインドフルネス』。
目を閉じた状態で、自分の呼吸へ意識を向けて、どのように呼吸しているのか感じます。


あれ、思ったより呼吸が浅い。
息が荒い。


色々と普段感じている状態とギャップがあります。
思ったより、体は興奮した状態に置かれていることを認識するきっかけにもなりますね。

呼吸から徐々に体がどのように地面と接しているか、といった全身の状態に意識を広げていきます。

もし、この活動の時に色々と考えてしまう場合、自分の体の感覚や感情を抑えつけて素直な状態ではないことが考えられますね。

さいごに


このような簡単な取り組みからでも自分の心身の不一致をなくしていくことが出来るかもしれません。
楽になると、自分を守ることから他の人へ意識を向けることが出来る『余裕』に繋がりますね。
こういった繋がりを意識して、リハビリ場面では子供と親が一緒に取り組める内容を考えるようにしています。

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