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2018 20:25:43
手を器用に使えないのはなぜ?

動きを分けられない
私たちは、それぞれの関節をある程度自由に動かす事が出来ます。 例えば、肘は動かさないで、指を曲げる。といった動きですね。 不器用な子供の場合、指を曲げようとすると、肘まで動いてしまったりするようなことが多く見られます。姿勢が悪い
手先だけの問題では無く、物を使おうとすると途端に姿勢が崩れてしまい、片手で椅子をおさえているような子供も多く見かけます。 このように姿勢が悪いと、常に片手で活動する事が習慣化してしまい両手を使った動作 例えば、茶碗を持って食べる。 ような動作が難しくなってしまいます。スポンサーリンク
目と手の間違い
物を操作する時には、目で確認しながら指先を動かします。 見ている情報と力の入れ方に間違いがあると、必要以上に大きく手を動かしてしまったり、逆に小さくなりすぎてしまったり。 力の入れ方も強かったり、弱かったりと極端な動きになってしまう事に繋がります。 多動や不注意があると、注意が逸れ易くなる傾向があるので、持続的に見ながらの活動が難しくなります。 そうなると、見て力を調節する事が阻害されることに繋がりますね。さいごに
指や足といった体から離れている部分の動きは、肩や股関節といった体に近い部分の動きがコントロールされることによって動かしやすくなります。 問題は手先に現れていても、実は体の方にも不器用さを招く要素があるかもしれません。スポンサーリンク