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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

22
2018  18:56:24

発達障がい児への新アプローチ コグトレとは

コグトレ


発達障がいや特性を持つ子供に対して、様々なアプローチがなされています。
有名なところでは

SST
ペアトレ

といったところではないでしょうか。

その他にも、 感覚統合と呼ばれるリハビリ療法もあります。

最近、教育等の方でも有名になりつつある 

『コグトレ』

一体どういうものなのでしょうか

コグトレとは


コグトレ®(CogTr-e) は、認知 ○○ トレーニング(Cognitive ○○ Training)の略称です。

      ①社会面・・認知ソーシャルトレーニング(Cognitive Social Training:COGST)
      ②学習面・・認知機能強化トレーニング(Cognitive Enhancement Trainig:COGET)
      ③身体面・・認知作業トレーニング(Cognitive Occupational Training:COGOT)

の3つのトレーニングからなります。コグトレ研究会は主にこの3方面から、困っている子どもたちの支援を考えていく教育・医療・心理・福祉の専門家からなる研究会です。
研修会を通して子どもたちへの新しい支援方法を提供していきます。

引用 http://www.cogot.net/custom.html
というように、社会・学習・身体の3つの柱から成り立っています。

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特に注目したい認知機能!


コグトレでは、それぞれ5つの領域に分けてみます。
それぞれ苦手な領域に応じたプリント課題を提供することで、アプローチを図ります。
どのような領域なのか、見ていきたいと思います。

みる力の応用力をつけたい 

(見落としが多い、黒板を写せない、など)
  「見つける」、「覚える」の「何があった?、数字(文字、記号、○、アレ)はどこ?」

きく力の基礎力をつけたい 

(聞き間違いが多い、ちゃんと聞いていないように思える、短い文章も復唱できない、など)
   ⇒ 「覚える」の「最初とポン、最後とポン」

きく力の応用力をつけたい 

(聞き間違いはないが、内容が理解できていない、など)
   ⇒ 「覚える」の「何が一番?、何が何番?」

処理スピードを上げたい・注意力をつけたい 

(ゆっくりやればできるがスピードが遅い、やればできるのに不注意が多い、など)
   ⇒ 「数える」

想像力や考える力をつけたい 

(見たり、聞いたりする力、計算や漢字は問題ないが、応用力が弱い、など)
   ⇒ 「想像する」

さいごに


このように、学校生活で困っている事を認知的な部分からアプローチする方法になります。
また、複雑な道具を使う訳ではなくプリントを使って行うので、様々な場面で取り入れやすい事も魅力の一つでは無いでしょうか。

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