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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

18
2018  20:01:01

車いすで床ずれ? 安定して座るための対応とは?

車いす 床ずれ


『床ずれ』、『褥創じょくそう』という言葉を聞いた事があるでしょうか?

私たちはどんな時でも絶えず、姿勢を変えています。
これは、寝ている時でも同じです。

しかし、自分で動けない方にとっては新たな問題が出てきてしまいます。

床ずれとは?


寝たきりの方は、自分で動く事が出来ず、体の同じ部位に常に圧がかかっている状態です。
圧がかかっていると皮膚への血流が阻害されてしまいます。

その状態が続くと、床ずれと呼ばれる皮膚が腐ってしまう大変な事に繋がってしまいます。

特に、皮膚の赤みは、圧がかかりすぎている状態で確認されやすい事ですので、皮膚状態の観察はとても大切になります。

どんな所に出来やすい?


体の中でも、特に出来やすい部分があります。
褥瘡

引用 http://www.woundhealing-center.jp/kizu/jokuso.php

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車椅子でも?


先程のイラストでも出てきましたが、特にお尻部分では床ずれのリスクが高まります。
長く座っているとなりやすいだけではなく、脳性麻痺児等の変形が強い状態では、体の一部分への圧が強くなる事が多いので、より床ずれの問題を引き起こしやすくなります。

どう対応するの?


一番は除圧です。
その為には、適切なクッションを選ぶ必要があります。

ロホクッション

中に空気が入っているタイプのクッションです。
ロホクッション

引用 https://www.abilities.jp/fukushi_kaigo_kiki/tokozure/roho-wheelchair-cushion

J2クッション

ジェルタイプのクッションです。
ジェルクッション

引用 http://www.accessint.co.jp/products/seating/jay-j2-cushion.html

さいごに


床ずれは、長時間の圧迫だけでなく皮膚の衛生状況や、全身の栄養状態といった色々な要素が絡んできます。

そう考えると、難しく考えてしまいますが…
まずは、自分の見れるところ、出来るところからこのような問題に取り組んでいく事が大切ではないでしょうか。

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