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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

23
2018  20:45:58

ADHDの保護者が生活で困る事とは?

ADHD 親


ADHDという言葉は、アスペルガーという言葉と同じく、ごく当たり前になってきているように感じます。
これほど、言葉が浸透する裏には、発達特性を持つ子供、持っていても気づかれずに大人になった人が多いということの裏返しなのかもしれません。

さて、ADHDの子供については何度か記事にさせてもらいましたが、親が目線ではどのような事に困りやすいのでしょうか。

ADHDって?


不注意

 注意力にかけるので、忘れ物や物をすぐ無くす事が多い。人の話に注意を保てない。整理整頓が苦手。身だしなみに無頓着という傾向に繋がります。

衝動性

 判断と行動が早く、自分勝手な行動にみられるため責められやすい。思いついたことをすぐに口にする。
順番を待ったり、相手の話を最後まで聞いたりすることが苦手で人のものを無断で使ったり、奪うことが多く、ケンカなどのトラブルに発展しやすい。
多動性

 じっとしていられず、落ち着きが無い。静かにしていなければいけない状況でも、席をたってしまったりする。
貧乏ゆすりなど、手足を常に動かしたり、早口、退屈に耐えられない。せっかちで先走りがちといった傾向が目立つ子供も多い。

このような事が主な状態として挙げられます。

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親はどんなことで困る?


家庭でのトラブル

 特に、宿題や片づけ、お風呂などの事に対して、すぐに取りかからず先送りしてしまい、何度も口を出さなければならない。という訴えがとても多く聞かれます。
 何度も口を出すと、子供と口論に発展。という事も少なくないようで、このような点も困り感として挙げられる事が多いです。

友人とのトラブル

 すぐに怒ってしまい、暴言や手を出してしまう。といった衝動面からのエピソードも多く聞かれます。
 その他には、友達同士での会話の時に自分が話したい事をずっと話し続ける、友達が嫌がっているのにお構いなしにちょっかいを掛けるようなパーソナルスペースの感じ方に問題を抱えるケースも少なくありません。

学校とのトラブル

 個別支援が求められているじょうきょうになりつつありますが、現場として、全体を把握しながら個別の対応も行っていくとなると、一個人の力ではすぐに限界が来てしまいます。
 子供が学びやすい環境づくりと現実との間にギャップが広がり、トラブルに繋がるケースも少なくないようです。

さいごに


困り感を一人で抱え込む事は、心身の面からもとても危険な事だと思います。
困り感をシェア出来るようなピア活動等の団体が増えると交流機会が増え、地域ケアへ発展していくかもしれません。

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