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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

04
2018  22:28:00

親子が楽になる!? ペアレントトレーニング とは??

ペアトレ


発達障がいを取り巻く話題の一つにペアレントトレーニング(ペアトレ)というものがあります。
発達特性を持っている子供の子育てでは、多動や衝動性、極端なこだわりなどを持っている子供が少なくありません。
育児の負担が大きく、子供に対して叱る事が増えてきます。子供側からすると

「また叱られた。」
「どうせ僕なんて」

と、精神的な落ち込みや、悪化してくると、二次的な障害への進むことも懸念されます。
このような背景の上で、ペアトレが注目されています。

良い行動を見つける


子供に良い行動をしてもらった時、皆さんはどう接しますか?
おそらく「褒める」ひとが 大半だと思います。

しかし、発達特性を抱える場合は先程のように、多動や衝動と言った行動が多く、なかなか褒める前に、危ない行動をおさえようと叱る割合が多くなってしまいます。

叱る事を続けていくと、子供への罪悪感が生まれるだけでなく、子供の良いところを見つける事が難しくなってしまいます。

25%ルール


褒めるまで、子供がやってくれない。頑張れない。といった話もよく聞きます。
その背景には、不器用さも深く絡んでいる事が考えられます。

となると、褒める事がより一層難しくなってしまいます。

ここで必要になるのが、『25%ルール』です。

褒めると言う事は、なにも、成功したから行う行為ではありません。
苦手なことへ取り組んだこと、先ほどよりも注意して取り組めたこと

褒めるポイントは、意外と多くあります。
子供が25%出来たら、褒める。

褒める事のハードルを下げることも大切になっていきます。

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CCQ?


接し方の基本となる3つの言葉の頭文字です。

Calm

自分自身が穏やかに
Close

子供にもう少し近づいて

Quiet

声のトーンをおさえて

この3つが基本となります。
離れたところから、声を大きくして褒めても、聴覚過敏などの感覚面に難があると、苦痛に受け取ってしまう事もあります。
また、大人の大声は、子供にとっては恐怖に移ってしまう事も…

少し近づく、穏やかに話す。
日々の生活では難しいですが、5分だけでも取り入れてみるのも良いかもしれません。

さいごに


ペアトレの適応は、幼児から小学校低学年までとされています。
10歳を超えてくると、子供の中で友人関係が重視される事や、褒めることへの抵抗や社交辞令としての褒めると言った事が理解されてくるため、難しいと考えられています。
小さいお子さんがいて、怒ってばかり…と思っている親御さんは是非チェックしてもらいたいアプローチです。

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