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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

07
2018  20:02:54

発達障がい研修会開催 IN二戸

二戸


昨日、二戸にある発達支援センター「風」様からの依頼で、発達性協調運動障がいと運動発達の理解について研修を開きました。

不器用な子供がいっぱい


最近、よく聞かれるのが昔よりも体の使い方の不器用な子供が増えたという事です。
色々な方面の方々から言われる事が多いので、おそらくそうなんだと思います。

そのなかでも、最近の不器用の捉え方として「発達性協調運動障害」と呼ばれる概念として名前が広がってきています。

発達性協調運動障害?


運動や手先の細かい運動だけが際立って苦手である事を言います。
不器用な子供とひとくくりにしても、日常生活的な問題がない子供から支障が出る子供まで幅は広いです。
 運動では、ドリブルや投げる、取るといったボール縄跳びやマット等の学校の体育で取り組むものから、自転車のように友達との遊びを共有するのに必要なスキルまで多彩です。
 手先の動きとしては、箸や運筆、ハサミといった日常生活でも使用する事が多い課題に困難さを抱えている事も多くあります。

他の発達障害との関連は?


 研修の中で、質問で出たのが

「運動が苦手な子供って、他の発達障がいの子供でも多くないですか?」

実はそうなんです。

例えば、ADHDにおいても運動の不器用さは3~5割程度有していると考えられています。
DAMP症候群という呼び名でも知られています。

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2次障害との関係


さて、運動の苦手さを抱えた子供は、運動面だけでなく、友人関係に苦手さを抱えていたり、抑うつといった二次的な問題に発展しやすい事も、大きな問題として懸念されます。

見えやすい分、厄介


不器用の厄介さは、誰からも見えやすいという事です。

気付かれやすい分、注意をされたり、友達からいじられたりといった行動に直結しやすく結果的に、運動や手先の運動での失敗をしたくないから避けたい。といった行動に繋がりやすくなってしまいます。

支援者として…


不器用な子供を相手にする場合、人からの視線=評価されている、怖い。と感じる子供も少なくありません。

まずは、1対1で出来る環境から行うのが良いのか。
出来る出来ないでは無く、やってみたことに対して称賛するのが良いのか。

どういった事が子供自身のチャレンジ精神をはぐくむきっかけになるか考える必要があるかと思います。

さいごに


『学校のドッジボールで、3人に当てる事が出来たよ。』
わざわざ報告に来てくれる子供もいます。

今回の研修を通じて、日ごろの子供への向き合い方について考えされられました。

いやー、一番盛り上がったのが、まさかのレモンサワーだとは…。

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