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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

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2018  19:54:29

発達性協調運動障がい DCDはなぜ、運動が苦手なのか

不器用


不器用な子どもの中には、発達性協調運動障害(以下DCD)と呼ばれるタイプの特性を抱えている子供がいます。
今までもDCDについては何度か取り上げておりますが、どうも運動面の不器用さという面だけではないようです。

DCDって?

運動面の問題


低緊張

日頃から姿勢が崩れやすい子供も多く、筋肉の張りが少ない「低緊張」と呼ばれる状態であることが考えられます。

筋肉は、ハリのあるゴムだと考えて下さい。
張りが無いという事は、ぶよぶよの状態で動かすにはとても努力が必要になる事が考えられます。

運動を企画

「こう動こう。あーすればいいかな。」
私たちは、運動の前に運動をする時のイメージを持っています。

運動のプランの組みたてうまくいかない事によって、不器用さに繋がる事も懸念されています。

協調運動

運動をする時、手と足だけでなく両手が協調し合って「タイミング良く」動ける事が大切になってきます。

両足が交互に運ぶ事が難しければ、足はもつれます。
両手が上手く使えなければ、ボールを使う事や跳び箱等で困り感が出てくる事が考えられます。

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フィードバック

失敗は誰でもあります。
大切なのは、失敗から次にどうつなげていくか。という事になります。

自分の体のイメージ「ボディイメージ」とも言われますが、この感覚は体がどう動いているかという感覚が大切になってきます。

しかし、実際に子供を見ていると縄跳びを跳べても

「跳べてた!?」

と、上手く運動の結果を捉える事が出来ていない事があります。
結果が上手く理解できていないと、上手くなるプロセスが分からなくなり、同じことを繰り返して意欲が無くなると言う悪循環になる事が考えられます。

さいごに


運動が不器用の陰には、運動そのものの苦手さだけでなく、姿勢を保つ機能の働きが弱い事、どう運動したらいいのかというプランを作るのが難しい事。どうしたら運動が上手くなるのか感じられない。といった沢山の要素から運動の苦手さに繋がっているようです。

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