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2019 20:53:20
子供のペンの持ち方と不器用さの関係性 原因とは

発達からみた手と姿勢の関係
よくみかける持ち方ってこういった持ち方の子供、多くないでしょうか。 この持ち方を覚えてて下さいね。 次は、手の発達から考えてみます。 赤ちゃんは手に握れる程度のおもちゃで遊び始め、成長とともに細かいものを使用することを覚えていきますよね。 手の使い方にも順序があります。引用 https://twitter.com/ashikabiyobikou/status/619856053702758400
最初は、小指側から握る事を覚え始めて全体で掴む動きに移行していきます。 徐々に人差し指や親指を使ってつまむ動作になっていきます。 先程のペンの持ち方の場合、どういった発達の段階の使い方になるでしょう? 親指の使い方を見てみると、6カ月から8カ月くらいの持ち方に似ていますよね。 6~8カ月の子供って、どんな運動をしているでしょう。 四つ這い、ハイハイですね。 この時期の子供は、手におもちゃを持ってハイハイをしながら移動する事が多いです。 手首に注目して見ると、背屈と呼ばれる方向に沿った状態ですね。この状態で物を掴む動きを自然に練習します。 また、ハイハイによって姿勢を保つ筋肉や指先の動きを安定させる土台の筋肉として腹筋等の体幹や肩周りの筋肉を使う事にも大きな意味があります。引用 http://blog.livedoor.jp/humon007/archives/678164.html
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手と目の協調性と感覚
こういった内容を調べていると「手と目の協調性」という言葉がちらほらヒットしているかもしれません。 手を動かしている感覚と、目で見ている情報を一致させることです。 例えば、消しゴムで消そうとして紙が破けたとします。 『破けた』という目からの情報に対して、手は力を緩める使い方をしなければいけませんが、手の力は抜けない。 こういった事が不具合としておこってきます。握り方のあれこれ
まずは、指が『対立』するか確認が必要です。きちんと丸が作れてますか? これが作れない場合、手の筋肉の使い方をまだ習得できない指標になります。 発達で見ると1歳すぎの子供になります。引用http://bonesetternote.com/2018/05/21/
どう対応する?
指の使い方は見て理解しやすい分、出来ないともどかしくて嫌になるのが早いです。 持ち方はこうだよ!といっても、そう上手くはいきません。グリップ
とっかかりやすいのはグリップをつける事ですね。 目安は、親指を固定できる事が大切です。 とは言ってもグリップを買おうと思っても行く時間がないという方も多い。手軽に出来る工夫
こういった身近な物の方が、子供の好奇心をくすぐれるかもしれません。引用 https://taka-yohey.com/ikuji-7-757.html
脇(わき)を締める
手先の動きは細かく、微調整が難しいです。 言う方も言われる方も大変です。 書く事に難しさを抱えている場合、腕を固定する為に脇が開いている事が多いです。 その為、姿勢が崩れやすい・・・寝て書くと言う方法を取ってしまいます。 『脇を締めて』という方が、姿勢を含めて書く姿勢を意識させやすい面があります。無理強いは禁物
一度、姿勢や書き方が気になると書くのを見るたびに目が行きやすくなりますよね。 見られている側のプレッシャーを感じてしんどくなります。 そして、徐々に書くことをやめる…。怒られる。の悪循環になります。 ペアトレの応用ですが、良い姿勢の時に、褒めることで書くことに対して向かいやすい環境を作ることも実は大切になってきます。
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