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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

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2019  21:05:00

発達障がいの子どもの反抗、問題行動の原因って?

子供が大きくなってくると、幼稚園や保育所に通って新しい環境で友達と人間関係を学んだり、新しい事を習い、実践していきます。
さらに就学すると小学校と子ども同士の関わり合いも難しくなってくるだけでなく、取り組む課題も幅広くなります。

この頃になってくると、子どもが家に帰ってきてイライラしている事がすごく多くなったり、親へ反抗したり。
家では普通だけど学校で、授業を拒否する等、色々な形で「問題行動」が現れ始める時期でもあります。

最近、リハビリを通じて問題行動が減った。という経験があったので、問題行動の背景に何があるのか私なりの解釈で考えてみます。

問題行動

問題行動

授業中に友達にちょっかいを出す。
先生に指示されたことを取り組まない。
集中力が切れて、またちょっかいを出す。
そして、怒られる。

授業では、誰もが見た事がある光景だと思います。

ここからエスカレートしてくると、授業から脱走を図ったり、注意してきた友達に手を出すといった行動にエスカレートしていくことも見受けられます。

問題行動の厄介さ
問題行動の厄介さは、学校にしても家にしても、他の人を巻き込む形で現れると言う点ではないかと思います。

『他の人に迷惑がかかる。』

その為、その問題となる行動自体に周りも注意が向いて制止することで精一杯となってしまう事に繋がります。
これは、その状況の中で出来る行動として優先されるのは当然だと思います。

もう1点の厄介な点としては、問題行動のきっかけや原因?は、なかなか目を向けられない。目を向けようとしても、見えてこないと言う点が厄介な点ではないでしょうか。
 問題行動を一度起こすと、周囲からの目も違う向けられ方をしてきます。
 いわゆるレッテルを貼られると言う事です。
ルールから少しでもはみ出ると大問題。ちょっと辛いですね。

どこに目を向けたらいいのだろう…

作業の後半から???
全ての授業や作業で、上の空になったり、ちょっかいを出し始める場合は、その子の持っている注意力が影響している可能性もあります。
 発達障がいの子供の場合、注意を持続すると言う事はとても難しい課題でもあります。

特定の授業で???
 もしかしたら工夫によって解決できるかもしれないのはこちらですね。
例えば、体育のような活動の場合、皆の前で行わなければなりません。
 既に苦手意識がある場合、人の目や失敗体験を再体験することを予測してしまう事が考えられます。

どんな行動を取る?
 わざとふざけて失敗をカバーしようとする子供もいます。
 理由をつけて授業から逃げようとします。

  授業に参加してもらおうと周りが頑張るほど、本人の不安は強くなります。

本人の不器用さや失敗が問題行動に繋がっている場合

その行為をしたくないわけではなく、失敗するところを人に見られたくない、どう頑張っていいのかわからない。
いわゆる見通しがついていない場合があります。

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リハビリのメリットとは?

リハビリでは、1対1での関わりですので、人目が気にならないので、意外と苦手なことにチャレンジしてくれることも少なくありません。
失敗に対して、どこで失敗したのか一緒に考えることで、本人が失敗した気持ちで行動が止まっていたことが、失敗を糧にする方向へ誘導していきます。
PDCAサイクル
計画したことをやってみて、失敗した時にどこで失敗したのか、どうすればいいのか考えてまたやってみる。
このような関わりを通じて、行動や失敗へのとらえ方の認識を変化するように関わります 。
自分なりの解決方法を知っていくことを助けます。
人前でやってもいいかな・・・
少し、苦手な作業に対して見通しが持ててくると、自分なりに取り組むポイントがつかめてきます。
こうすると、嫌なことから逃げるのではなく

『学ぶ、体験する』という土台ができ始めてきます。

こうなると、逃げてかんしゃくを起こして問題行動とされていたことが減っていき、生活が安定してくる場合があります。

さいごに

全ての事がうまくいくことはあり得ませんし、当然に得意不得意が誰にでもあります。
大事なのは、得意を知って、その得意なことを伸ばしていくこと。
そして、苦手への向き合い方を自分なりに体験して、対処していく心構えや方法を知る事が人生において大切になってくるのではないかと思いながら、子供に携わっています。

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