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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

23
2020  21:04:59

子供の見る力をどう評価する? 新しい視覚検査 WAVESとは?

見えない
最近、発達障がいの子供の見る力が上手く働いていない。といった色々な文献や本でも、研究結果はたくさん出てきています。

眼球運動(目の動かし方)がぎこちない場合、学習の基礎となる文を読む事、音読することに問題が起きることは想像しやすいですね。

その他にも、ボール競技で遠近感を捉えるのが苦手だったり、ボールを目で追う事が出来ても、取る時に手が緊張してしまってボールをはじいてしまうこと。

他にも、見る力は手先の細かい運動にも影響すると考えられています。

『目と手の協調』

先ほどのように、目と手を一体的に使うことを『目と手の協調性』と言います。

発達的に見ると、赤ちゃんが指しゃぶりする時に、手を見ながら口まで運ぶような目で見ながら手を運動することを言います。
さらに大きくなって小学生くらいですと目で確認しながら手を動かすと言えば…

・字を書く

・なぞり書き

・読書で文を飛ばしてしまう

・箸の使う

と言うところに繋がってきますよね。

勉強が大変

先ほどのような手先を使うことって、苦手なお子さんも多いのではないでしょうか??

リハビリ場面で目の動きに問題有るなぁ・・・と思っていても、なかなか数値化出来ないので実際に見てもらって確認する程度で、説明できなかったりすることも多いです。

まして、改善したのか・してないのかと言った所に踏み込めていないのが非常に痛い!!

今回、オプトメトリストと呼ばれる視覚の専門家が紹介している検査があったので紹介したいと思います。

『WAVES ウェーブス』

WAVES
引用 http://www.xing-design.jp/news/?p=1007

小学1~6年生3700名のデータをもとに、標準化され入力・情報処理・出力といった視覚関連機能を幅広くチェックする事が出来る検査になっています。

特徴
1 日本人を対象に本格的に標準化された視覚関連機能の評価を行う検査という事。

2 個別での実施の他、集団での実施もできる事。
*集団での実施は、スクリーニングを目的とした利用を想定しているようです。

このスクリーニングによって、これまで気付かれなかった見る力に難しさを抱える子供たちをピックアップする事が期待されています。

個別での実施は、見る力の点数化(量的)のほかに、取り組み姿勢や書き順等を観察するといった質的な面も評価が出来る事も期待されます。

3 時間制限の課題がある
時間制限が有ることで普段の授業といった日常場面により近い状態での能力を図る事を目的としています。


4 簡単な実施
学校場面でも評価が出来るように簡単な実施と採点方法となっている点です。

検査用紙やトレーニングプリントはコピーできるので、さらに使いやすいです。


概要


基本検査9種類

補助検査1種類



で構成されています。


検査にあたっては、基本検査を全て行っても(完全版)、いくつかの検査をピックアップした(短縮版)を行ってもよいとされています。


時間の目安として完全版では、約60~70分必要とされています。

では、次回は実際にどんなテストをするの?という詳細に入っていきたいと思います。

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基本検査9項目

1 線なぞり

目と手の協調の評価です。
制限時間は1分。

枠からはみ出さないように鉛筆で直線を引く課題で、手や指の動きの正確性について評価していきます。


2 形なぞり

目と手の協調の評価です。
制限時間は1分。
二重線で書かれた丸、三角、四角の形をはみ出さないようになぞる課題です。

手の細かい部分の評価をします。


3 数字比べ

視覚的注意、眼球運動を評価します。
制限時間は、各2分。
左右に提示された数字列を見比べて違いを判断します。


4 形合わせ

視覚情報の弁別(処理と言ってもいいかも・・・)速度を評価します。
制限時間は1分
見本の図と同じ形を探し出す課題です。


5 形探し

視知覚の速度を評価します。
制限時間は1分
見本図と同じ形を4つの破線に隠された選択肢の中から素早く見つける課題。



6 形作り

視知覚の速度を評価する。
制限実感は1分
見本図と同じ形を4つの途切れた線で描かれた選択肢から選びだす課題。


7 形見極め

視知覚(弁別)の分析力を評価する。
制限時間は2分。その時点でできなかった場合、さらに3分追加される(計5分)
見本図と同じ図形を探し出す課題だが、図形が難しく、より細かな部分のはあくまで必要となる。


8 形おぼえ

視覚性記憶の評価です。
制限時間は各問題、刺激提示30秒、回答1分30秒で行われる。
5つの図形を覚え、次のページの選択肢から選びだす課題。


9 形うつし

図形構成の力を評価する。
制限時間は10分
大多数の子供が10分以内に回答できるとされている。

見本の形を回答欄になるべく同じ形、大きさで書くことが要求されます。


前15問中前半9問は見本、回答欄ともにマスがあり図形の位置や大きさ傾きなどがとらえやすくなっているとされる。

後半6問は、マス目がない分、難易度は高くなる。


補助検査1項目について


要素的視知覚分析の力を評価します。
制限時間の設定はありません。
見本図を見て、同じ大きさの物を4つの選択肢から見つけ出す課題。


基本検査の視知覚に関する課題で低下が顕著だった場合に実施される。としています。


検査結果


waves 結果
引用 http://opty.jimdo.com/見る力-評価の一例/



このような見やすい結果として提示されるようです。

グラフで見せてもらえると、どこがその子が困っているポイントか分かりやすいですね!

最後に


ただ、こんな検査があるんだで終わっては少しもったいないですよね。
遊びやおもちゃの中でもこのような要素を組み込めると良さそうですね!
例えば、これに習って制限時間も付け加えての迷路ゲームとか・・・

目と手の協調にもなりそうですね。

自分はおもちゃを作って、手と目の協調を図ります。
【参考 奥村,三浦 2016】
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