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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

29
2020  22:00:36

自己肯定感=苦手克服? 本当に意識したい成功体験とは

皆さんは『自尊心』や『自己肯定感』と言う言葉を聞いたことがありますか?

特に発達に特性を抱える人たちは、発達の凸凹の大きさから周りとの摩擦が大きかったり、失敗体験が多く自己肯定感や自尊心が低下しやすいと言われています。

自己肯定感とは

自己肯定感
自分自身を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる思考や感情を『自己肯定感』や『自尊心』と言います。

簡単に言うと、自分はこういう人間だ!と胸を張って言えることですね。
良い面も悪い面もすべて含めて『自分』と思える気持ち。とも言うことが出来ます。

自己肯定感を下げやすい要素とは

発達の凸凹が大きいと、それだけ得意なことと苦手なことがあることになります。

例えば、運動や手先の不器用さがメインの発達性協調運動障害DCDでは、体育や音楽といった科目が苦手な教科として挙げられます。

この教科の厄介さは何でしょう。

『苦手なことを人前でしなくてはいけない』

ということではないでしょうか。

失敗体験には、自分は出来ない。解決方法がない。という感情や体験だけではなく人からの評価も含まれています。



体育が苦手 手先の不器用 発達性協調運動障害 DCDのチェックポイント



苦手を克服=自己肯定感が上がる?

さて、失敗体験が減ると自己肯定感は上がるのでしょうか?

失敗体験を減らすためには苦手を克服することが、一つの方法として考えられます。
今、その子供が苦手さゆえに失敗しているのですから当然です。

しかし、苦手を克服するということは誰にとっても心理的に負担が大きな課題だと言えます。

このような過程を超えて成功できるようになったとして、自己肯定感は上がるのでしょうか?

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子供が教えてくれること

スキルトレーニングを通じて、子供を支援する中で目標を細かく設定して見通しを持ちやすくする『スモールステップ』
その子供の特性に応じて分かりやすい様に説明する『同時処理、継次処理』『行動連鎖』
その子のやる気に繋がるように、報酬を考える『トークンエコノミー』や『正の強化』

・・・

色々な技術や理論を散りばめてアプローチをしてみて、子供も困っていることが成功して達成感を感じることもあります。
反対に成功しても達成感が無かったり、疲労感だけが残ったりする場面もあります。

こんな時、私の心の中では

『自己満足で見たいように子どもを見たいように見ていることも少なからずある』と言う気持ち。

同時に、子供自身からも

『苦手を克服すること = 自己肯定感を上げることではない』
と言われているような気がしてなりません。

自分を知ること

メタ認知
今から話すことは、論文やエビデンスではありません。あくまで個人の気持ちです。
子供の中で、自己肯定感が上がるときと言うのは、自分の中で失敗の感情で止まらずに、成功するために自分でどこを頑張るか見つけた時やコツを感じた時。

今までの失敗から逃げていた姿勢とは裏腹に 『もう一回やる』という子が少なくありません。

成功体験とは?

先ほどのように子どもが自分から課題に向き合う姿勢になること、それ自体が成功体験ではないでしょうか?
そして、その体験から気が付くこと。
苦手しか感じてこなかった体験から、自分自身の得意な考え方、失敗の感情に留まらずに、どこで失敗したか分析して再度試してみようとする感情コントロールや計画能力。

支援する側が、形に残る成功だけでなく、そこに至るまでにどのように考えたのか、成功するときにどこを意識したら結果が変わったのか。

自分自身を知る。メタ認知を刺激する関わり。

こういった体験こそが、将来を生きていく上での成功体験と言えるではないかと教えられた気がします。

さいごに

失敗しないような選択を続けていくことが自分の幸せに繋がっていくのでしょうか?

とても難しい話ですね。
また子供達から教えてもらおうと思います。

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