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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

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2020  21:37:21

介助の時に恐怖! 重症心身障害児者の骨折しやすい場所や頻度とは?

自分や家族、または友達。おそらく一回くらいは骨折した人に会う事ってあるのではないでしょうか?

よくある骨折としては、事故によるものや転倒、スポーツでの激しい接触など強い力が加わった時に起きるのが知られています。

他にも、寝たきりになると骨がもろくなるといった種類の骨折も知られています。

今回は、重心の方々の骨折について書いていきたいと思います。

骨折の頻度は?


一般的には強い力が加わったことでの骨折が多いですが、

重心児では、骨組織がもろくなっている為、ちょっとした少しの力でも簡単に折れてしまいます

林らによると、
発生頻度は年間0.3~2.8%であると言われています。

山形らによると、
6年間の実態調査では、平均1%程度の頻度と考えられています。


では、どうして重度心身障害児者は、他の人よりも骨がもろくなってしまうのでしょうか?

骨折しやすくなる要素とは?

①運動量の低下
想像しやすい部分だと思います。

特に、体重を掛ける事で、体重を支えられるように骨は強度を上げていきます。
逆に、動かないと骨が細く、弱くなってしまいます。

骨の中を見てみると、常に『形成』と『吸収』を繰り返して、その人の体、生活状況に応じて変化するように出来ています。

負荷(体重)がかかった方向に、対応出来るように骨を構築し直す反応【ウォルフの法則】と言います。

股関節の臼蓋形成不全や変形性股関節症等でも、体重を掛ける方向も意識して行う事が大切です。

②食事摂取困難による慢性の栄養障害
栄養面においても、たんぱく質カルシウムを基本として骨代謝に必要なビタミンDの摂取が必要です。

しかし、嚥下障害や側弯など色々な影響により、栄養摂取や吸収に問題がある事が多いので、栄養面のケアも必要です。

③日光浴不足 抗けいれん薬によるビタミンDの代謝障害
ベッド上や、室内にいる事が多く日光浴不足になりがちな状況の為、紫外線が当たらないのでビタミンDが作られません

吉尾らは
抗けいれん薬の種類によっては、同じくビタミンD代謝が障害され、骨塩量が低いと示しています。

ちなみにビタミンDは、腸内からカルシウムを吸収する時に必要な物質なので、②のような吸収障害へ繋がってしまいます。
④ホルモン障害
閉経後の女性に骨粗鬆症が多い事は有名ですね!

中年期以降からは性別も念頭に置いておく必要があります。

骨折に繋がる要素は実は色々あり、複雑に絡み合っています。
では、実際に骨折しやすい部位や症状について話題を移していきます。

骨折の時、どんな症状が起きるの?



骨折時には、

・痛み

・腫れ

・変形

が見やすいポイントとして挙げられることが多いです。

しかし、痛みを訴えることが出来ない重心者の場合は、発見が難しくなってしまいます。
そのほかに見れるポイントとは?
全身状態の変化を気にする他に、

・普段の抱き方を嫌がってのけ反るような緊張

・内出血の存在

・普段よりも関節の動きが大きい


といった普段の関わりの中で、拾える情報にも目を向けておく必要があります。

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骨折しやすい部分とは?

1位 大腿

2位 上腕

3位 脛骨(すね)

4位 指

5位 足の指


特に大腿は全体の61%、上腕は14%も占めております。

その中で大腿骨は、

『骨幹部』:大腿骨の真ん中の部分
『遠位部』:膝に近い部分 が7割を占めています。


引用 http://nodahanshin.doorblog.jp/

骨折しやすい動作とは?

骨折しやすい状況になると、移乗動作着替えオムツ交換といった、日常生活場面での骨折も考える必要があります。

大腿骨を骨折しやすい動作
・抱き上げるとき

・おむつ交換(服の着脱)


が挙げられます。
上腕骨を骨折しやすい動作
上腕骨も『骨幹部』が7割を占めています。 骨折の起きやすい動作として

・抱っこの時に腕が外に投げ出されてしまった

・服の着脱時


が挙げられます。
歩ける人で骨折しやすい部位とは?
最後に歩行可能な人です。
歩行ができる場合、足の指の骨折が多いとされています。

私自身の経験でも歩ける方の足の指の骨折は、多い印象があります。

体重の負荷による面だけでなく、普段の車いすからトイレ等の移乗動作では、
座るために方向転換しなくてはならないですよね。

例えば、足がうまく運べていない状態では、
ねじる動きになってしまい骨折のリスクが高くなってしまいます。

さいごに

このように動けない状況は、骨折を助長していく原因にもなります。
介助する側の注意はもちろんですが、

動かない→骨折しやすい→危ないから動かせない

という負のループの進行にどのように対応するのか家族を始め、多職種でも共通の認識と連携を行う事が必要になります。
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