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2020 23:21:05
親子で価値観を共有できないのはなぜ? 5つの欲求が関係とは?
目次
1 5つの欲求とは?
1-1 1つ目の欲求
1-2 2つ目の欲求
1-3 3つ目の欲求
1-4 4つ目の欲求
1-5 5つ目の欲求
2 家族関係への影響は?
3 生活してきた背景
3-1 70~80歳代?
3-2 40~60歳代?
3-3 20~30歳代??
3-2 今後の世代??
4 さいごに

5つの欲求とは
この図は、心理学者のマズローが提唱した『欲求段階』と呼ばれるものです。 よく見ると5つの層に分かれています。 人間は、下の層から満たされることで、上の層の欲求へ進める。と考えられています。引用
https://www.direct-commu.com/chie/mental/maslow1/
一つ目の欲求
この段階では、生きていくために必要な欲求を表しています。 例えば、『食欲『や『排泄欲』『睡眠欲』といった欲がこの層に当てはまります。 どちらかと言うと、動物や自分で欲求をかなえられない赤ちゃんなどは、この層と考えることが出来ます。2つ目の欲求
安全で安心な生活や暮らしの欲求を表しています。 一般的には、幼児の段階では少し綾の姿が見えなくなると不安が強い様に、安全な暮らしを求める段階にあると考えられます。 また、最近は災害が多く、地域によっては安全に暮らせるという点で、この段階の欲求がうまく満たされていない可能性があります。3つ目の欲求
所属や愛情は家族をはじめ、友達や社会から受け入れられたい欲求を表しています。 満たされない状態が続くと、孤独感を感じやすくなり、引きこもりや精神的な問題を患うことが考えられます。 このような欲求は、学童期から成人にかけての欲求ではないかと考えられます。4つ目の欲求
認められたい欲求を表しています。 認められることで心をを満たしたい欲求へと変わる点が第3段階までとの違いになります。 承認欲求は2段階に分かれています。 「低い尊重欲求」 他の人からの尊敬や注目を得ることによって満たされる欲求になります。 「高い尊重欲求」 自身の評価を重視する段階です。資格取得のようにスキルを高めることや社会での自立性などが当てはまります。 満たさないと、劣等感や学習性無力感などの精神的影響が懸念されます。スポンサーリンク
5つ目の欲求
自分を高める自己啓発や可能性の探求などの自己実現の欲求を追い求める段階になります。 言い換えると、『なりたい自分』を追求の段階ともいうことが出来ます。 ちなみに、マズローは最初の4欲求を「欠乏欲求」、最後の1つを「存在欲求」としています。 なりたい自分を追及するためには、様々な点で満たされる。自分の中で区切りをつけていくことが必要となっていきます。家族関係への影響は?
さて、本題です。 このような欲があることは分かりましたが、なぜ家族に影響をするのでしょうか。 ここからは持論展開です!笑生活してきた背景

70~80歳代?
戦争などの経験を通じて生きていくことが精一杯の時代でした。 よく、実家に戻ると『いっぱい食べてけー』とテレビチャンピオンくらいの量が出されません? 欲求段階では、生理的、安全欲求の段階が満たされにくかったことが考えられます。 『食べる=幸せ。』という価値観になるわけですね。決して、本人の押し付けようとする性格ではなく、このような生活や歴史が欲求と絡み合って、価値観が作られてきたわけです。 子供や孫に幸せになってほしくて食べてほしいという行動に繋がっているのではないかと考えることが出来ます。40~60歳台?
時代が進むと高度経済成長やバブルのように物の価値が上がってきた背景があります。 お金や物を得るために、がむしゃらに働いていた時代ですね。 今の会社の幹部の人たちや親世代はまさにこの社会を生きてきたのではないかと思います。 我慢して働いても、給与はガンガン上がっていった訳です。ブラックの働き方でも見返りは今よりも大きかった。のかな? 所属や出世のような欲求の中で生きて生きたとも言い換えることが出来ます。20~30歳代?
さらに時代は進み、飽食のようにある程度生活することが保証されている時代になると、求められる欲求は人からどう思われるか。と言う段階に突入します。 分かりやすいのが、SNSの『いいね』や『意識高い系』ではないでしょうか? 自分の社会での価値は?周りからどう思われてるの?と言う世代ともいえるかもしれません。今後の世代?
このように、時代背景を通じても欲求が高い次元のものへ移ってきています。 自分のしたいことをどう実現していくか。という事が主流になる時代が来るのでしょうか。 社会の体制がそこに追い付いていることが必要です。さいごに
各世代が共生していく社会、家族を考えると親や自身が生きてきた社会背景によって、『大事にしているものが違うんだ。』という認識が必要になってくるのだと思いますが、距離が近い分、やっぱり難しい。(笑)
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