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2022 15:16:08
困りごとを相談したいのに複雑!「相談支援」の種類って?
1.相談支援って?
そもそも「相談支援」とは何なのでしょうか。 個別性という言葉をよく耳にされると思います。人それぞれ特徴が違うわけですよね。 障がいを持つ方の場合、障がいという特徴が加わるので更に個別性が求められるわけです。 それぞれの置かれている状況や悩みの相談に乗り、今後の生活について考えることを「相談支援」と言います。2.どこでやってるの?何をするの?
相談に関する情報提供や助言、必要な障害福祉サービスの利用につなげる支援や、関連機関との連絡調整などが挙げられます。 市町村の福祉窓口のほか、相談支援事業所で行われています。3.相談支援の種類って?
相談支援は大きく4種類に分かれます。相談内容によって 「基本相談支援」 「計画相談支援」 「地域相談支援」 「障害児相談支援」 に分けられます。 図にするとこんな感じそれでは、それぞれの相談についてみていきましょう。引用
ジョブメドレー
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3-1 基本相談支援とは
当事者の方やそのご家族からの相談に対して、必要な情報提供や助言を行います。 また、このあとで説明する「計画相談支援」や「地域相談支援」、「障害児相談支援」へつなぐ起点となる窓口のような相談の位置づけでもあります。3-2 地域相談支援とは
地域で生活するための相談に応じます。地域相談支援は「地域移行相談支援」「地域定着相談支援」の2つに分けられます。 地域移行支援・・・障害者支援施設、精神科病院に入所又は入院している障害者を対象に住居の確保その他の地域生活へ移 行するための支援を行います。 地域定着支援・・・居宅において単身で生活している障害者等を対象に常時の連絡体制を確保し、緊急時には必要な支援を行います。4 計画相談支援とは
障害福祉サービスの利用にまつわる相談に応じます。計画相談支援はさらに「サービス利用支援」「継続サービス利用支援」の2つに分けられます。
サービス利用支援・・・計画相談支援とは市町村から指定を受けた指定特定相談支援事業者が障害のある人に対して、サービスを利用するための計画を立てます。
継続サービス利用支援・・・作成された「サービス等利用計画」が適切かどうかモニタリング(効果の分析や評価)し、必要に応じて見直しを行います。
5 障害児相談支援とは
多く利用されるサービスとして「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」などが挙げられます。このような障害児通所支援を利用する際の相談に応じます。障害児相談支援はさらに「障害児支援利用援助」と「継続障害児支援利用援助」の2つに分けられます。
障害児支援利用援助・・・障がいのある児童の心身の状況や環境または障がいのある児童の保護者の意向、その他事情を考慮し「障害児支援利用計画案」の作成が行われます。
継続障害児支援利用援助・・・一定の期間ごとに利用計画が適切であるかどうかのモニタリングを行い必要であれば「障害児支援利用計画案」の見直しや、それに伴う関係者への連絡調整等が行われます。
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