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2022 11:41:49
介護レベル8 段階! 親はどこにあてはまる?
「要支援は介護保険サービスから外します」
最近SNSで、このワードが上位に入りました。
よくわからないけど、親の子と、将来の自分のことも含めて雲行きが怪しいと思われた人も多数いらっしゃると思います。
今回は、要支援、要介護とは何かについて整理してみたいと思います。

時間だけだとわかりにくいですよね。
ざっくりのイメージとしてご覧ください。
要支援?要介護?
自立 名前の通り、自立して生活が送れている段階です。 要介護 入浴、排泄、食事等の日常生活動作について常時介護を要すると見込まれる段階です。 要支援 現在は介護の必要が無いものの、将来要介護状態になる恐れがあり、家事や日常生活に支援が必要な段階です。それぞれの基準は?
基準は「介護の手間」を表す「ものさし」としての時間である「要介護認定等基準時間」から求められます。
要支援
要支援1 基本的に一人で生活できる状態ですが、日常の複雑な動作には部分的な介助を必要となる場合が該当します。 要支援2 この段階でも、基本的には一人で生活できる状態ですが、要支援1と比較すると、日常の複雑な動作に対して介助が必要となる場面が多くなる点が異なります。要介護
要介護1 要支援2と比べて運動機能の低下や理解力などの認知面の低下、場合によっては問題行動がみられることがあります。 要介護2 食事やトイレといった基本動作において部分的に介助が必要な段階です。 要介護3 全般的な介助が必要な段階です。思考力や理解力の低下、問題行動が見られます。特別養護老人ホームへの入所もこの段階からです。 要介護4 全般に介助が必要で、認知面の低下も要介護3以上となる段階です。 要介護5 常時介護が必要な段階で、意思疎通も困難です。申請の流れは?
羽村市のサイトが分かりやすいので、引用させていただきます。 こんな流れ。ステップが多いですよね。引用
https://www.city.hamura.tokyo.jp/0000015978.html
対象者は?
大きく二つに分かれます。 第1号被保険者(65歳以上) 介護が必要になった方。原因は問われません。 第2号被保険者(40~64歳) 特定疾病の方が対象です。スポンサーリンク
特定疾病って?
16の疾病から構成されます。 ・がん(がん末期) ・関節リウマチ ・筋萎縮性側索硬化症 (ALS) ・後縦靭帯骨化症 ・骨折を伴う骨粗しょう症 ・初老期における認知症 ・進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病 ・脊髄小脳変性症 ・脊柱管狭窄症 ・早老症 ・多系統萎縮症 ・糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症 ・脳血管疾患 ・閉塞性動脈硬化症 ・慢性閉塞性肺疾患 ・両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症 以上、16の疾患に該当する場合のみ申請が行えます。チェックしてみません?
介護予防事業においては、要支援・要介護状態となる可能性の高い高齢者として「特定高齢者の候補者」を効率的に選定するための質問票として「基本チェックリスト」が作成された。「基本チェックリスト」は 25 の質問項目から構成されており、1~5 の 5 項目が主として手段的 ADL に関する項目であり、6~10 の 5 項目が転倒発生のリスクを中心とした運動器の機能に関する項目である。11 及び 12 は栄養状態を判断する項目であり、13~15 の 3 項目は咀嚼、嚥下機能を中心とする口腔機能を判断する項目となっている。さらに 16、17 の 2 項目は閉じこもりに関する質問であり、18~20 の 3 項目は認知症、21~25 の 5 項目はうつのそれぞれの可能性を判断するための設問となっている。引用
介護予防のための 生活機能評価に関するマニュアル
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