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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

19
2016  20:23:29

東洋医学からみた人体を構成する4つの要素とは

前回に引き続きまして、東洋医学について触れてみたいと思います。



前回は、体の変化は体内だけの変化ではなく、動植物や自然も共存しており、常に一体として変化していくことをベースにしているということ(統一体観


常に一定の状態でなく、変化し続けている状態であり、その変化には陰陽の考えが用いられている事。


等、書いていきました。




今回は、




東洋医学的に見て、『人が生きていくには4つの要素が必要だよ。』





といったところに触れていきたいと思います。





4つの要素・・・何でしょう?





ぱっと出てきません。 水とかですかね?光とか?







1 気



生命活動の源とされています。


気の分布や種類によって4つに分かれるとされています。

ヨガとかで出てくる『プラーナ』も生命力とか呼吸とかって使われ方してますよね。


インド哲学では、の元素を表しているそうですよ。

中国哲学では、あらゆるものは気から生まれるとしているそうです。



気ってすごいですね。







2 血


脈管(血脈)の中に存在する、液体のことです。その通り、血ですね。


全身への栄養供給や酸素、二酸化炭素の内呼吸のやり取り等を行っていることで知られています。






皆さん、献血行ってますか?










3 津液


透明な液体で血以外の水分を言います。汗とか涙なんかが良い例えかと思います。

朝起きて、枕が濡れていたら口から津液があふれ出ているということですね。









4 精



生命活動を支えるスタミナの源とされています。

五臓。よく五臓六腑(ごぞうろっぷ)といわれる、五臓の中の『』に貯蔵されているとされています。

そして、そこから全身へめぐり広がります。






これら4つが大切になりますが、『陰陽』でも出てきたように、多すぎても少なすぎても体には不具合が出てくると考えられています。




また、循環が滞っても不調が出ます。






いい塩梅』が必要になってくるわけです。










動きが乱れることを『変調』と呼びます。






変調が起こるとどうなるのでしょうか?



正気が弱くなってしまい、体調が悪くなってしまいます。



正気は、外邪がもたらす病気などを跳ね返したり、病気にかかってしまっても治す力のことでしたね。

正気が満たされていると、健康体というイメージです。









東洋医学の治療では、これらの状態を把握して、なんで強くなっているのか、または弱くなっているのか原因を探ります。

そして、変調の原因を取り除いて4つの循環や量を調節して、塩梅がいい状態にします。






そうなってくると、正気が充実してくるので、結果的に体調も良くなるという流れです。






東洋医学だけでなく、例えば、痛みがあるのに対して痛みをとることだけでなく


痛みを起こしている原因に目を向けることが必要ですよね。








子供と接するときも、泣いているのをおもちゃで機嫌を取ったりするのが、対症療法だとすると、泣いているのはおなかが減ってい

るとか、原因を探って対応していく方法が必要ですよね。





目に見えるところだけでなく、それが引き起こされるところを探ることを日々忘れないように心がけたいです。
では!

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