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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

22
2016  20:22:46

東洋医学からみた体を構成する4つの『気』

今回は、東洋医学に戻ります。

以前に書いた記事で、あらゆるものは気から生まれると書きました。



以前の記事はこちら




古代中国哲学の思想なそうです。



気が変化すると、宇宙の事象も変化する。

物凄い事です。






統一体観 的にみると、人は自然の一部、共存しているということなので、体を構成しているのも『気』という事になります。




気って・・・何者なんでしょうか?






この~気、何の気?気になる気になる。







これだけ『気』が並ぶとゲシュタルト崩壊しますね。





若干、具合悪くなってきました。








さて、気には4つの種類があるということも以前の記事で書かせていただきました。



今回は、その4つの気に迫ってみたいと思います。








元気(げんき)
 
臓器から皮膚に至るまで全身に分布しています。
 
4つの中でとくに重要視される気です。
 

元気によって、健康になるとされています。



正気とは違うんでしょうかね??分かりません。






先天の精(気)【両親から受け継いだ気の事を指します。】


この先天の精から変化したものが、


後天の精(気)【生まれた後に作られる気の事です。】によって作られて補充されます。




『腎』で作られるとされています。









宗気(そうき)

呼吸で吸いこんだ清気【大気の中のきれいな気】と飲食物から作られる

水穀の精微が合わさり胸に集まります。


呼吸と循環を促進する機能を持っているとされています。



ちなみに、動作(見る、動く)との関係も深いとされており、【動気(どうき)】と呼ばれることもあります。









営気(えいき)


脈管(血管)内に存在し、血とともに各組織に栄養を供給します。

こちらも水穀の精微から作られます。

血との関係が深いので、営血(えいけつ)と呼ばれる事もあります。







衛気(えき)

こちらは、全身に分布しており、気の中で最も動きが速く活発です。

皮膚の表面にも分布しているので、外からの邪気【外邪】の侵入を防ぎます。


皮膚は暑いと汗腺がひらいて汗を出したり、冷えると閉じたりしますよね。

そういった皮膚、汗腺機能にも繋がります。






もう少し分かりやすくまとめると


・元気は、腎で作られて全身状態を保つのに最も大事な気

・宗気は、胸に集まり呼吸循環系に影響する気。

・営気は、血とのつながりが強く、栄養を運ぶ血管にある気。

・衛気は、全身の中でも特に皮膚との関係があり、外邪防衛軍となってくれている気。


といったところでしょうか。




水穀の精微やら先天、後天の精・・・BLEA○Hに出てくる呪文みたいですね。

ちょっとカッコイイと思ってしまうのは性でしょうか?笑


では!

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