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2016 20:19:31
体育が苦手 手先の不器用 発達性協調運動障害 DCDのチェックポイント
体育の授業では
縄跳びが苦手
ダンスが苦手
ボール競技が苦手
手先の運動では
文字がマスに収まらない
定規がうまく使えない
ひも結びが苦手
楽器が苦手
色々な形で不器用さは出てきます。
以前は、『回数をこなせば出来る!いずれは出来るから。』といわれる事が多かった不器用さ。
発達性協調運動障害(developmental coordination disorder :DCD)
と呼ばれるものからきている不器用さなのかもしれません。


発達性協調運動障害 DCD チェックポイント
まとめると ・日常生活(学校)で支障が出る。 ・小さい頃から不器用さがある。 ・別の障害や原因がない。A. 協調運動技能の獲得や遂行が、その人の生活年齢や技能の学習および使用の機会に応じて期待されているものよりも明らかに劣っている。その困難さは、不器用(例:物を落とす、または物にぶつかる)、運動技能(例:物を掴む、はさみや刃物を使う、書字、自転車に乗る、スポーツに参加する)の遂行における遅さと不正確さによって明らかになる。 B. 診断基準Aにおける運動技能の欠如は、生活年齢にふさわしい日常生活動作(例:自己管理、自己保全)を著明および持続的に妨げており、学業または学校での生産性、就労前および就労後の活動、余暇、および遊びに影響を与えている。 C. この症状の始まりは発達段階早期である。 D. この運動技能の欠如は、知的能力障害(知的発達症)や視力障害によってはうまく説明されず、運動に影響を与える神経疾患(例:脳性麻痺、筋ジストロフィー、変性疾患)によるものではない。 引用 DSM-5
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不器用さの厄介さ
不器用な人。実は自分もって自覚がある方が多いと思います。自分もその一人です。 なぜ不器用さを抱えると厄介なのでしょう。人前で目立つ
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いくら回数をこなしてもうまくいかない。 不器用さを抱える場合、コツをつかむ事が苦手なため、他の人より練習回数が必要になることが多い傾向です。 このようなことが続くと 『俺、何やってもダメだわ…』 と自分を信じる力がなくなってしまいます。他の発達障害とも関係が
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