28
2016 19:32:06
不器用な子供の『わかる!出来た!』の為に必要な事は?
こんにちは。
前回は、不器用な子供はもしかしたらDCD:発達性協調運動障害かもしれないというお話で、診断項目や実際の体育などの運動場面での接し方について触れてみました。
その中で、課題に対して
・どう体を使っていいか『わからない』
・体の使い方が分からないので『出来ない』
・失敗が多くなるので『やりたくない』
の3つがループしてしまう事にも触れました。
そして、対応の仕方で気をつけたい事を3つ挙げました。
対応の仕方についてはこちら
それでは、今回は子供が『できた!』と感じてもらうためには?というところについて触れていきます。
発達特性のあるお子さんですと、少しの失敗も、ものすごいショックを感じてしまい、『死にたい』と表現する子もいます。
1番のポイントは、失敗から『すぐに立ち直れるような課題』を作っておく事だと考えています。
気分の波を例えると
のようなイメージです。
落ち込んでも、また課題に向かえる。
これが大事になってきます。
ちなみに、このグラフは、リーマンショックの時の変動です。
*拾ってきたやつなので、本当か分かりませんが。 (○´・Д・`)ノ
話を戻します。
という事は、自信を取り戻すためには、既に出来ている【確実にできる】課題の把握が必要という事になってきます。
失敗して落ち込んだ時に、自信を取り戻させるための優しい課題
通称 【バファ○ン タスク】
課題の半分は優しさでできている訳です。
大事です。バフ○リン タスク
次に【出来そうな】課題の把握です。
確実にできる課題を基にステップアップを図ります。
例えば、手押し車が出来る。(出来る課題)
手で体を支える事が出来るから、跳び箱にチャレンジ。
といったように出来る課題、出来る要素から次の出来そうな課題を選ぶのが分かり易いかもしれません。
ヴィゴツキーの最近接領域ZPDのように一人では出来なくても、手を貸してもらえれば出来る。
ZPDについてはこちら
ポイントは、どういったところでつまづいているのか?です。
子供には、あと少しで出来そう!位だと集中力や、その課題へ向かう姿勢が変わってきます。
実際、そのレベルの課題を提供する、さじ加減がめちゃ難しいですが・・・
最後に、 【今は出来ない】課題です。
これは、やるだけ自信を失わせたり、混乱を招きます。
例えば、縄跳びで前回しが出来たらすぐに2重跳びの練習に移りますか?
やる気がすぐに無くなってしまったりして課題に向き合えない時は、課題のレベルが高すぎる可能性があります。
『出来る』、『出来そう』、『出来ない』の3つに分類すると運動だけでなく、音楽や漢字、計算等の場面でも、
目標も決めやすくなって『出来た!』を意識しやすくなるかもしれません。
ストレス耐性が低かったり、失敗に対しての受け止めが難しい分、分かる!出来た!に行きつくまでの道は険しい?かもしれません。
手を変え、品を変え位の柔軟性で接する事が必要かもしれません。
では!
前回は、不器用な子供はもしかしたらDCD:発達性協調運動障害かもしれないというお話で、診断項目や実際の体育などの運動場面での接し方について触れてみました。
その中で、課題に対して
・どう体を使っていいか『わからない』
・体の使い方が分からないので『出来ない』
・失敗が多くなるので『やりたくない』
の3つがループしてしまう事にも触れました。
そして、対応の仕方で気をつけたい事を3つ挙げました。
対応の仕方についてはこちら
それでは、今回は子供が『できた!』と感じてもらうためには?というところについて触れていきます。
発達特性のあるお子さんですと、少しの失敗も、ものすごいショックを感じてしまい、『死にたい』と表現する子もいます。
1番のポイントは、失敗から『すぐに立ち直れるような課題』を作っておく事だと考えています。
気分の波を例えると
引用 http://blog.livedoor.jp/njur/archives/1043958804.html
のようなイメージです。
落ち込んでも、また課題に向かえる。
これが大事になってきます。
ちなみに、このグラフは、リーマンショックの時の変動です。
*拾ってきたやつなので、本当か分かりませんが。 (○´・Д・`)ノ
話を戻します。
という事は、自信を取り戻すためには、既に出来ている【確実にできる】課題の把握が必要という事になってきます。
失敗して落ち込んだ時に、自信を取り戻させるための優しい課題
通称 【バファ○ン タスク】
課題の半分は優しさでできている訳です。
大事です。バフ○リン タスク
次に【出来そうな】課題の把握です。
確実にできる課題を基にステップアップを図ります。
例えば、手押し車が出来る。(出来る課題)
手で体を支える事が出来るから、跳び箱にチャレンジ。
といったように出来る課題、出来る要素から次の出来そうな課題を選ぶのが分かり易いかもしれません。
ヴィゴツキーの最近接領域ZPDのように一人では出来なくても、手を貸してもらえれば出来る。
ZPDについてはこちら
ポイントは、どういったところでつまづいているのか?です。
子供には、あと少しで出来そう!位だと集中力や、その課題へ向かう姿勢が変わってきます。
実際、そのレベルの課題を提供する、さじ加減がめちゃ難しいですが・・・
最後に、 【今は出来ない】課題です。
これは、やるだけ自信を失わせたり、混乱を招きます。
例えば、縄跳びで前回しが出来たらすぐに2重跳びの練習に移りますか?
やる気がすぐに無くなってしまったりして課題に向き合えない時は、課題のレベルが高すぎる可能性があります。
『出来る』、『出来そう』、『出来ない』の3つに分類すると運動だけでなく、音楽や漢字、計算等の場面でも、
目標も決めやすくなって『出来た!』を意識しやすくなるかもしれません。
ストレス耐性が低かったり、失敗に対しての受け止めが難しい分、分かる!出来た!に行きつくまでの道は険しい?かもしれません。
手を変え、品を変え位の柔軟性で接する事が必要かもしれません。
では!
スポンサーリンク