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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

31
2016  20:19:18

トイレに向けた排泄の基本的な生理


こんにちは!

7月の後半ですが、梅雨明けはまだしてないんですかね?




日中と夜の寒暖差も大きくて、なんかだるい様な体調の日が続きます。




水分の取りすぎもあるんでしょうか?









水分というワードが出ました。






水分を取れば出すのは排泄。







今回は、排泄に関して触れていきたいと思います。








障害児ですと、排泄になにかしら問題を抱えている事も少なくありません。




まずは、排尿に至るまでの過程をみていきます。







過程

腎臓で作られた尿は尿管を通り膀胱にたどり着きます。


膀胱でためられた尿(蓄尿)は、一定量貯まったら排泄されます。


この排泄までの経路(尿路)は上部と下部に分けられます。






構造

上部尿路:腎臓から尿管

下部尿路:膀胱から尿道


となります。



下部尿道では、一定量貯まっても、生活上、場所によっては出せない場合が多々あります。
我慢する為の機能がある訳です。


我慢する為の機能は、それぞれ内尿道括約筋・外尿道括約筋に分けられます。







最後に尿道です。

弾性では16センチほどあるのに対し、女性は3cm程度です。圧倒的に距離が短い!


男性に比べ、どうしても尿失禁の話題が多くなってしまいますよね。






引用 http://www.kpinet.com/Vodafone/







「また、おねしょしたのか!?」

「輪ゴムで縛るしかないか!?」






一昔前なら、こんな会話があったのではないでしょうか?





図にあるように、内尿道括約筋は自分の意識でコントロールは出来ません。


出来るのは外尿道括約筋だけです。






なので、輪ゴムで縛るという行為は、『疑似 尿道括約筋』になるという事です。


倫理に反します。







輪ゴム ダメ!ゼッタイ!











排泄に関わる神経

尿をためる事、出す事。

この2つに関わる神経は3つあります。



下腹神経は、交感神経の属し膀胱をコントロールします。

骨盤神経は、副交感神経で膀胱から膀胱と尿道をつなぐ『頚部』までコントロールします。

陰部神経は、体性神経で、外尿道括約筋をコントロ-ルします。







引用 http://tomo-clinic.la.coocan.jp/page4/page54/page54.html












今、クマに追いかけられているとします。









交感神経が優位な状態です。



とにかく生き延びる必要があります。



おしっこをしてる暇はありません。







そうなんです。




交感神経(下腹神経)は、畜尿する方に働きます。


ということは、副交感神経(骨盤神経)は排泄に働きます。


陰部神経は我慢する時の保険です。 まだだめ!まだだめ!!











小さい頃は、この『我慢』が出来ないので、貯まったら出すという働き部分しか働けません。


徐々に我慢出来るようになってくるには、脳の中でも、前頭葉の働きが必要になってきます。


今回は、大まかな過程、排尿の機能までのお話でした。





発達的な要素に入っていきます。


では!

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