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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

03
2016  20:12:09

気 血 津液 精 の不調

こんにちは


またまた、東洋医学シリーズです。



今までは、ベースとなる『気』とは? 『体に必要な要素とは?』等などお話させていただきました。







今回からは、そういった必要な要素が足りなくなると??といったところに踏み込んでいきたいと思います。






体に必要な要素として、気 血 津液 精の4つが挙げられていました。

これらがどこか滞ってしまったり不足してしまったら・・・

体に不調が出るのは、イメージしやすいかと思います。




気の変調

気が変調した場合を気病と言います。



気病の主なものとして気虚、気陥、気滞、気逆があります。





どの言葉も、悪そうな言葉ですね。







気虚

気が足りなくなってしまった状態の事を指します。

『気』の中でも『元気』が無くなると倦怠感や無気力になり易くなります。





元気が無い・・・そのまんまの状態ですね。







『宗気』が減少すると、息切れや声が細く弱々しくなる【懶言:らんげん】が出てきます。





職場で、声が小さくなってきたあの人・・・宗気が足りていない。
といった風にみても良いかと思います。







気の作用でも触れましたが、気が弱くなると推動作用が働かきにくくなります。
押し流す力が弱いので、褐色が悪くなり、脈も弱くなります。






固摂作用を見てみると、体から液が出るのを止められなくなります。



体から出る・・・血や汗、涙といった液体です。






血が止められない。
汗が止まらない。
よだれが止まらない。












俺か!!!












気陥

実は、気には臓器や血等を『持ち上げる』力があるそうなのです。

気が減った状態では、持ち上げる力が無くなるので、臓器も下垂しますよね。




臓器の下垂で有名なのは・・・『胃下垂』でしょうか。



血も持ち上げられないという事は、血が滞ってしまうので、浮腫みが起こりやすくなりますね。













気滞

文字通り、気の滞りです。


この症状の特徴として、『張って痛い。』です。






張ってるときの痛みって、ちょっとの時間でも強くなったり弱くなったりと幅が大きくないですか?
あとは、痛む部位が少し移動しやすい。というのも特徴かもしれません。










気逆

気が降りてこなくなった状態です。






『頭にくる!!』






この特徴はイラつきやすかったり呼吸器系の症状が出やすいといわれています。










血の変調


変調した血を『血病』と言います。
この血病にも種類があり、血虚、血熱、血寒、血瘀(けつお)とされています。









血虚


血が不足した状態です。

貧血のイメージで、顔色が悪い、めまいが起こり易いといった特徴です。







血熱

体内にこもった熱が血に移り、血が熱くなった状態です。




恐ろしいですね。




血行が速くなり、脈管があちこちでやぶれ出血を起こします。





恐ろしいですね。








この反対が血寒です。










血瘀


血熱では血が粘り気を増し、血熱では血の動きが悪くなります。

どちらも血の停滞を招くとされています。







このように停滞した血はドロドロで、瘀血(おけつ)と言います。

このような状態になると、特徴として『いつも同じところが一定の強さで痛む』とされています。





痛む部位を押されて嫌な反応を拒按(きょあん)
押されて楽になると喜按(きあん)

と言います。






押されて楽になるのは、血瘀の特徴ではないので区別できます。





長くなってしまいました。






次回第2段に入っていきたいと思います。

では!

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