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2016 20:27:20
発達検査って何だろう?
こんにちは!
前回の記事で、『発達検査』という言葉がちらっと出てきました。
今回は、発達検査について触れていきたいと思います。
正直、ほぼ専門外の分野です。
養成校時代でも、名前だけちらっと登場する程度です。
OTの方は、詳しいのでしょうか?
むしろSTか。
話しを戻します。
この発達検査は認知発達を把握するのに用いられます。
全体的な発達の程度を知る他に、情報処理能力の把握を行うものもあります。
なので、1つの検査でどうのこうのと言うよりも、いくつかの検査結果を合わせて照らし合わせる方法が一般的なようです。
主に学童期で使用されるものを上げていきたいと思います。
WISCⅢ知能検査
アメリカのウェクスラーによって開発された知能検査です。
年代別に知能検査が異なります。
幼児期『WPPSI』
学童期『WISC』
成人期『WAIS』
今出ているのは、WISCⅣのようですが、まだまだメジャーなのはⅢの方ではないかと思います。
岩手だけ??
ウェクスラーは知能を
『特殊な能力ではなく、総合的全体的な能力。知能にはたくさんの要素があり、それらが相互的に作用して働く力』としているそうです。
何が言いたいかというと、この検査はいろんな要素に分かれていますよ!という事です。
概要に入ります。
適応年齢
5歳~16歳11カ月
構成要素
言語性検査
1 知識
2 類似
3 算数
4 単語
5 理解
6 数唱
動作性
1 絵画完成
2 符号
3 絵画配列
4 積み木模様
5 組み合わせ
6 記号探し
7 迷路
言語性と動作性はそれぞれ6個と7個の下位項目に分けられます。
ここからそれぞれ動作性IQと言語性IQが算出され、合計から全検査IQを出します。
知能水準の分類です。
IQ 130以上は 全体の2.2%
IQ 120~129は全体の6.7%
IQ 110~119は全体の16.1%
IQ 90~109は全体の50%
IQ 80~89は全体の16.1%
IQ 70~79は全体の6.7%
IQ 70以下は全体の2.2%
数字で言われてもピンときませんよね。
IQの平均は100で、全体の50%の人が個々に属します。
130を超える割合は2.2%なそうです。すげぇ。
話しを進めます。
実は、WISCにはもう1つの特徴があります。
『群指数』
というものを使って、個人の発達の差を把握するというものです。
この群指数は4つに分かれています。
・言語理解(VC):知識、類似、単語、理解
・知覚統合(PO):絵画完成、絵画配列、積み木模様、組み合わせ
・注意記憶(FD):算数、数唱
・処理速度(PS):符号、記号探し
となります。
最後に
内山、水野、吉田によると高機能自閉症は特徴的なWISCの結果を示すそうです。
一般的な高機能自閉症では、知覚統合が言語理解よりも高くなっている事が多いそうで、
言語的な情報処理よりも、視覚的な処理に長けている事を示しているそうです。
また、数唱が高く、類似、単語、理解は低い傾向。
このような傾向は、視覚処理能力が高い事を示しているようです。
そうなると、普段の生活でもよくあるスケジュール表のような視覚から情報を取り入れやすいように工夫が求められることになります。
まだ勉強し始めなので説明が不十分ですいません・・・
今回は、WISCについてでした!
また、詳しく説明できたらと思います。
では!
前回の記事で、『発達検査』という言葉がちらっと出てきました。
今回は、発達検査について触れていきたいと思います。
正直、ほぼ専門外の分野です。
養成校時代でも、名前だけちらっと登場する程度です。
OTの方は、詳しいのでしょうか?
むしろSTか。
話しを戻します。
この発達検査は認知発達を把握するのに用いられます。
全体的な発達の程度を知る他に、情報処理能力の把握を行うものもあります。
なので、1つの検査でどうのこうのと言うよりも、いくつかの検査結果を合わせて照らし合わせる方法が一般的なようです。
主に学童期で使用されるものを上げていきたいと思います。
WISCⅢ知能検査
アメリカのウェクスラーによって開発された知能検査です。
年代別に知能検査が異なります。
幼児期『WPPSI』
学童期『WISC』
成人期『WAIS』
今出ているのは、WISCⅣのようですが、まだまだメジャーなのはⅢの方ではないかと思います。
岩手だけ??
ウェクスラーは知能を
『特殊な能力ではなく、総合的全体的な能力。知能にはたくさんの要素があり、それらが相互的に作用して働く力』としているそうです。
何が言いたいかというと、この検査はいろんな要素に分かれていますよ!という事です。
概要に入ります。
適応年齢
5歳~16歳11カ月
構成要素
言語性検査
1 知識
2 類似
3 算数
4 単語
5 理解
6 数唱
動作性
1 絵画完成
2 符号
3 絵画配列
4 積み木模様
5 組み合わせ
6 記号探し
7 迷路
言語性と動作性はそれぞれ6個と7個の下位項目に分けられます。
ここからそれぞれ動作性IQと言語性IQが算出され、合計から全検査IQを出します。
引用http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/shoni/disease/c001/27/description.html
知能水準の分類です。
IQ 130以上は 全体の2.2%
IQ 120~129は全体の6.7%
IQ 110~119は全体の16.1%
IQ 90~109は全体の50%
IQ 80~89は全体の16.1%
IQ 70~79は全体の6.7%
IQ 70以下は全体の2.2%
数字で言われてもピンときませんよね。
引用http://single-mama.hatenablog.com/entry/2015/12/09/220000
IQの平均は100で、全体の50%の人が個々に属します。
130を超える割合は2.2%なそうです。すげぇ。
話しを進めます。
実は、WISCにはもう1つの特徴があります。
『群指数』
というものを使って、個人の発達の差を把握するというものです。
この群指数は4つに分かれています。
・言語理解(VC):知識、類似、単語、理解
・知覚統合(PO):絵画完成、絵画配列、積み木模様、組み合わせ
・注意記憶(FD):算数、数唱
・処理速度(PS):符号、記号探し
となります。
最後に
内山、水野、吉田によると高機能自閉症は特徴的なWISCの結果を示すそうです。
一般的な高機能自閉症では、知覚統合が言語理解よりも高くなっている事が多いそうで、
言語的な情報処理よりも、視覚的な処理に長けている事を示しているそうです。
また、数唱が高く、類似、単語、理解は低い傾向。
このような傾向は、視覚処理能力が高い事を示しているようです。
そうなると、普段の生活でもよくあるスケジュール表のような視覚から情報を取り入れやすいように工夫が求められることになります。
まだ勉強し始めなので説明が不十分ですいません・・・
今回は、WISCについてでした!
また、詳しく説明できたらと思います。
では!
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