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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

24
2016  20:16:27

ひらがなを教える前に?・・・


こんにちは




子供の教育をみていくと、最初に『ひらがな』次に『カタカナ』最後に『漢字』という流れで学習が進められていく事が一般的かと思います。



最近では、幼稚園の段階で英語や『漢字』、体育も遊びといった内容でなく、まさに競技のような練習内容をしている所が特集されたりする事があります。






『そんなに小さいころから?』




なんて、自分の小さいころを振り返るとそんな事を思ってしまいます。








さて、タイトルにもあった『ひらがなよりも・・・』という事ですが

はじめに『幼児漢字教育』という言葉を聞いたことありますか?

元大東文科大学教授の方が提唱されたものです。








この方が漢字を覚える能力が最も高いのは何歳か?という実験をしました。






何歳だと思いますか?


A. 6歳

B. 9歳

C. 12歳

D. 15歳














正解はEの2~4歳でした!!














コテコテで冷めた方もちらほら見受けられますね。








話しを戻して。


ということは、漢字の学習自体は大きな負担にはならないという事を示していますよね。




ちなみに5歳児では、500字程度の漢字学習できると言われているそうです。









もう1つ実験の紹介です。





日本道路公団が漢字、ひらがな、ローマ字で文字認識の速さについて調べたそうです。





ここでクエスチョン






どれが、1番早く認識出来たでしょうか。


A.漢字

B.ひらがな

C.ROMAJI












正解は漢字です!



なんのひねりもありません。笑









試しに実験です。適当な文章をそれぞれの字で作ってみます。




1.昨日、今日と二日間、天気は晴れ模様。


2.きのう、きょうとふつかかかん、てんきははれもよう。


3.Kinou,kyoutohutsukakan,tenkihaharemoyou.








3番に関しては文章を打つまでもないですね。


このように漢字認識が速いのは漢字という事になりそうです。






功罪?

最初にひらがなを覚え、漢字を後から覚える方法ですと、漢字が分からない場合、ひらがなに逃げる事が出来ます。

場しのぎには有りだと思いますが、これが意味する事ってなんでしょう。






『調べない』






分かっている事で済ませるので、新しい方法が身に着かない。

なんてことに繋がる可能性があると思います。








新しい方法でなく今までのやり方を変えられないというと

第3次循環反応

を思い出します。








『第3次循環反応』についてはこちら





まさにこの試行錯誤が必要です。

しかし、漢字を吸収しないでひらがなに逃げると言う事は、このアップデートしていく作業を放棄している。

と極端に言うとですが。






逆に漢字を知っている場合、知らない言葉は字引き。辞書を少なからず使う事が出来るかもしれません。

思考錯誤しています。




このように、既存の順序どおりでなく『漢字』の要素を入れることも大切だと思います。










実際どうやるの??


アメリカでは『ドーマン方式』と呼ばれる方法があるそうなので紹介します。





『子供の身近な物から始める』

という事です。







例えば、『手』、『足』のように体から始めて、『母』、『父』といったように身近に接する人へ対象を伸ばしていきます。


このように身近な所に漢字をいれてみる工夫を生活の中で取り入れてみるのも良いかもしれません。






では!

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