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こどもの発達を考える衝動眼鏡の日常

26
2016  20:27:33

頭をダメにする?思考の節約とは?




節約と言うと、お金の節約がパッと頭に浮かびます。

大事に抱え込むようなイメージです。
経済学の方では、節約により金が回らない状態が続いており、景気回復がうんちゃらかんちゃら・・・

人間の体に置き換えてみましょう。体が傷まないように大事に使わない状態が続くと、どんどん衰えていってしまいますよね。

思考の節約


これは、体だけでなく思考においても同じことが言えます。

普段の生活でも、特段変わった事が無ければ何も考えず1日が終わっていきます。

そうなんです、昨日と変わらないと感じて過ごしていれば、頭は昨日と同じやり方、自動処理してしまいます。


じゃあ、自動処理はダメなのか?


いえいえ、そんなことはありません。

次は、自動処理について触れていきます。

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自動化


運動を覚える時、3つの段階で覚えていくと言われています。

・認知相

・連合相

・自動相


といわれる3つの段階です。

聞きなれないと思うので、キャッチボールを例にしてみます。



認知層

グローブを使ってきたボールを取るんだな。ボールを相手に向かって投げるんだな。

といった、キャッチボールについて理解する段階です


連合相

実際にやってみる所です。頭で思っているのとやってみるのは違いますよね。

どうやったら上手くとれるか、どうやったら上手く投げられるか。実際にやってみての結果、フィードバックが必要になります。

自動相

連合相ほど注意しなくても行えます。意識しなくても出来る段階が自動相です。


結局 何?


日常生活で、ご飯を食べる、服を着る、歯を磨くといった基本的に毎日行う事は、いちいち考えませんよね?

これを毎日、歯磨きは歯ブラシを持って・・・なんて考えていては生活が成り立ちません。

こういった、基本的なところは自動化されているおかげで、仕事や学校、新しい状況に対して対応出来るゆとり、余裕が生まれます。

このように生活の基礎(ルーティーン)は自動化されていることが大切です。


しかし、これが生活の大部分を占めてしまうと・・・


マンネリ病の恐怖


マンネリ


小さなノミは物凄く高くジャンプする事が出来ます。

このノミを、天井の低い箱に入れて生活させた後、箱から取り出すと低い天井部分までの高さしか飛べなくなってしまいます。


ノミを例にしましたが、人間においても例えば、教育環境が整っていない学校で、どれほど授業やモラルを学ぶ事に向き合えるのか。


職場においてもその通りです。

日々、体は酷使させるのに、考えることなく規律化されすぎている職場。


このように考えてみるとどうでしょうか?

人それぞれ、合っている環境というものが有ります。
そして、ルーティーンが好きな人もいるので一概には言えません。

小さい子ではどうか?


アメリカ心理学者 ブルームは、0~18歳の知的能力の成長について研究したところ、4歳までの伸び率が高かったそうです。


4歳って、保育所や幼稚園入園前くらいじゃないですか?

となると、家族で『マンネリにならない』接し方が必要になってきます。

接し方の1つの参考になればと思います。


どんな接し方がいいんだ?はこちら

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